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C・ロナとベッカムのキックを融合?…英代表、秘密兵器は18歳新星のFK

SOCCER KING 6月10日(金)17時2分配信

 初優勝を目指してユーロ2016に臨むイングランド代表。グループB初戦のロシア代表戦を11日を控え、最終調整に入っている。イギリス紙『デイリーメール』は10日、同国代表の“秘密兵器”を紹介した。FWマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)の直接FKがイングランドに歓喜をもたらすかもしれない。

 ラッシュフォードはマンチェスター・Uのトップチームデビュー戦となった2月25日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのミッティラン戦で2ゴールを挙げると、3日後にはプレミアリーグ初出場の第27節アーセナル戦で2ゴールを記録。リーグ戦11試合出場5ゴールと鮮烈な活躍を見せ、一気に代表の座まで上り詰めた。

 そして5月27日の国際親善試合オーストラリア代表戦でイングランド代表デビューを飾り、同試合の開始3分に初ゴール。今シーズン3回目の“デビュー戦で初ゴール”という離れ業をやってのけ、ユーロ2016に臨むメンバー入りを果たした。

 抜群の勝負強さを示す18歳の新星は、類まれなキックの能力も併せ持っているようだ。『デイリーメール』によると、イングランド代表の一員としてトレーニングを続けるラッシュフォードのFKがコーチ陣に強烈な印象を残しているという。同選手はマンチェスター・UのU-18チーム所属時に鮮やかなFKを決めているが、トップチームでは同国代表FWウェイン・ルーニーやスペイン代表MFフアン・マタが序列の上位にいるため、キックを披露する機会が巡ってこなかった。

 同紙は、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏のキックと比較しながらラッシュフォードのFKを図解している。C・ロナウドはボールの中心をスパイクの靴紐部分でインパクトし、無回転の高速シュートをゴールへと飛ばす。急激に軌道が変化して“壁を越えた後に落ちる”ことが特徴だ。一方、ベッカム氏はボールの下部をインステップで擦りあげるように蹴り込み、鋭いカーブのかかったシュートで数多くのスーパーゴールを記録した。

 ラッシュフォードのキックは、ベッカム氏のようにボールの下部をインステップで捉える。ベッカム氏ほど急激なカーブを描くわけではないが、同時にC・ロナウドのキックのように軌道が変化し、“壁を越えた後に落ちる”という。同紙は、昨年2月9日のトッテナムU-18との試合でラッシュフォードが決めたFKを例に挙げ、「C・ロナウドとベッカムの融合」とキックを称している。

 イングランド代表はユーロ2016でグループBに所属し、11日のロシア代表戦の後は、16日にウェールズ代表、20日にスロヴァキア代表と対戦する。ラッシュフォードの直接FKが披露される場面は訪れるだろうか。

SOCCER KING

最終更新:6月10日(金)17時2分

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