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「とんでもない」と宮里藍 やっぱりすごい“殿堂”についてのウンチク

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 6月11日(土)16時32分配信

海外女子メジャー「KPMG女子PGA選手権」の初日18ホールを終えて、朴仁妃(韓国)が史上最年少の27歳で「LPGAツアーのゴルフ殿堂(LPGA Tour Hall of Fame)」に加わった。ちなみにこの殿堂は、樋口久子、岡本綾子、青木功、尾崎将司らが名を連ねる“世界ゴルフ殿堂”とは違うもの。ではいったいこれって何だろう?

【写真】殿堂入りが決まり同郷の朴セリと抱き合う朴仁妃

LPGAツアーのゴルフ殿堂(以下、殿堂)が設立されたのは1967年。50年にジョージア州にあるオーガスタCCで組織された「女子ゴルフ殿堂(Hall of Fame of Women’s Golf)」を引き継いだ形だ。98年に世界ゴルフ殿堂の一部となったが、世界ゴルフ殿堂が2014年に女性競技者部門を独自に作ったため分離。現在、殿堂入りを果たした選手は“50歳以上もしくは引退5年以上”になると世界ゴルフ殿堂入りの候補者リストに載るようになった。

現在、殿堂入りするには、以下3要件を満たす必要がある。
(1)LPGAツアーで10年以上のアクティブメンバー
(2)メジャー優勝orベアトロフィー獲得orプレーヤー・オブ・ザ・イヤー獲得
(3)優勝、ベアトロフィー、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーは各1ポイント、メジャー優勝は2ポイントで、計27ポイント以上を獲得(1999年2月に導入)

朴仁妃は昨年(2)と(3)をクリア。今大会で最後の(1)もクリアした。

宮里藍の感想だ。「すごいことだと思う。彼女が全米女子オープンで初優勝した後、3、4年ちょっと沈んでいた時期も見ているので、ここ5年の頑張り、勢いはすごいと思う。あんなに若くして殿堂入りできるんだっていう、それだけすごいことだったんだなと思う。朴セリキッズと言われて、そこから殿堂入りする選手が生まれてくるからすごいなって」。

宮里が強調したのは27歳という朴の年齢。1998年に朴セリが史上最年少の20歳で「全米女子オープン」を制した時は、10歳だった。

2016年6月時点で27ポイント以下の上位はこんな感じ。
ローラ・デービース:25
ツェン・ヤニ:23
クリスティ・カー:20
岡本綾子(引退/日本人最上位):18
スーザン・ペターセン:17
ステーシー・ルイス:17
リディア・コー:15
宮里藍(現役日本人最上位):9

宮里にも殿堂入りは一つの目標となっているのかと質問したら「とんでもない。全然みじんもないです」と即座に否定され、「すみません。そう言ってもらえてありがとうございます」と、なぜか(苦笑混じりの)感謝までされた。やっぱり“殿堂”ってすごいのだ。(ワシントン州サマミッシュ/今岡涼太)

最終更新:6月12日(日)0時16分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)