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第一原発燃料取り出し用カバー 東電、小名浜で設置訓練

福島民報 6月11日(土)16時20分配信

 東京電力は10日、福島県いわき市の小名浜港で、福島第一原発3号機から核燃料を取り出す際に放射線物質の飛散を防ぐ燃料取り出し用カバーの設置訓練の様子を報道陣に公開した。 
 カバーはかまぼこ形の屋根を設けた形状で、3号機建屋上部に設置する。内部に使用済み核燃料プールから燃料を運び出すクレーンを据える。設置時間を短縮し作業員の被ばくを抑えようと、部品を同港で組み立て、5月から訓練を実施している。 
 屋根は輪切りにしたような8つの半円状の部品を並べて作る。最も海側にくる部品は建屋上の山側でスライド用の台に取り付け、海方向へ移動させる。この日は実際に屋根の部品をスライドさせる訓練を公開した。 
 3号機内部には未使用を含め566体の燃料が残り、東電は平成29年度中の取り出し作業開始を計画している。 

福島民報社

最終更新:6月11日(土)16時37分

福島民報