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その下着、子どもの肌に合っている? 子どもの肌に合う下着選びのススメ

ベネッセ 教育情報サイト 6月11日(土)12時1分配信

最近の下着はとても機能的です。汗を吸いやすい、汗をかいても肌触りがさらっとする、洗濯でも乾きやすい、冬はとても暖かい、など。これらの機能性下着の多くは、綿100%ではなく、ポリエステルやアクリル、ナイロンなどの化学繊維を利用しています。その生地は便利ですが、もしかしてお子さまの肌には合っていないかもしれません…。

機能的で便利、おまけに低価格の化学繊維製品

「化学繊維」とは、綿やウールとは異なり、自然のものから生まれた繊維ではなく、石油などを原料にして繊維にしたものを言います。人造繊維とも呼ばれており、ポリエステル系合成繊維、ナイロン(ポリアミド系合成繊維)、レーヨン、キュプラ、ポリノジックなど(セルロース系再生繊維)などの名前は私たちもよく耳にするものとなりました。

これらの繊維を別の繊維と組み合わせたり、さらに繊維を独自に開発することにより、汗を吸いやすくしたり、汗を吸って乾いたあとも着心地が悪くならないなどの特別な性質をもたせています。化学繊維による製品は綿に比べて価格が安く、近年一気に人々の生活に定着しました。子どもの下着にも使われています。

化学繊維は便利でも肌に対する刺激が強め

しかし、こういった化学繊維は、石油を使用したり、天然繊維に化学薬品を反応させて作った物で、その化学物質からは環境ホルモンが含まれ、発がん性や変異原性を始めとしたさまざまな毒性が人体に負荷をかける事により、肌が荒れたり、かゆくなったりする人も徐々に多くなってきました。化学繊維は確かに便利なのですが摩擦力が強く、肌を乾燥させたり静電気を発生させやすくしたりして、肌に刺激を与えてしまう可能性が高いのです。

肌の強さには個人差が大きく、まったく問題がない人もいます。しかし、子どもの肌は大人より薄くて敏感。もともとアレルギー体質である場合やアトピーに悩まされている場合には、特に注意が必要です。症状が強く出る場合には「化学繊維アレルギー(化繊アレルギー)」の可能性もありますので、肌の状態と合わせてその日着ていた衣類もチェックしましょう。

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最終更新:6月11日(土)12時1分

ベネッセ 教育情報サイト