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模型鉄道ジオラマ閉鎖 鉄道博物館でお別れ企画、人気解説ショー上演

埼玉新聞 6月11日(土)10時30分配信

 埼玉県さいたま市大宮区の鉄道博物館は、2018年夏に予定しているリニューアルオープンに伴い、「模型鉄道ジオラマ」を9月5日から来年7月中旬まで一時閉鎖する。現在のジオラマのお別れ企画として、07年の開館以来行われてきた解説ショー全15プログラムのリバイバル上演をする。

 ジオラマ室は幅25メートル、奥行き8メートルで、線路の総延長は国内最大級の1400メートルを誇る。実物の87分の1の大きさの新幹線や、80分の1サイズの在来線など1400両の鉄道模型があり、駅舎や橋、発電所、トンネルなどを配したジオラマを走る。スイッチバックなど今では珍しくなった設備も設置している。

 解説ショーは解説員が説明しながら模型車両を動かす約10分間の実演プログラムで、1日8回程度行われている。照明の調節で、朝、昼、夜の風景を演出している。

 リバイバル上演では「鉄道開業ものがたり」「戦後の鉄道史」のほか、物流を支える車両を特集した「貨物列車のひみつ」、旅情を誘う「キモチを動かす列車たち」などを順次披露。8月16日からは、ジオラマだから実現できる夢の車両編成による新プログラムも上演される。

 そのほか、1400両の鉄道模型から学芸員が厳選した200系新幹線や北斗星、C57形式蒸気機関車などを7月18日まで展示する。

 同博物館の岡田達哉営業部長は「ジオラマの閉鎖は私たち職員も寂しい。鉄道のシーンを朝、夕、夜に分けて解説する開館以来の人気プログラム『鉄道の1日』は、閉鎖前にぜひ1度見てほしい」と話していた。

最終更新:6月11日(土)10時30分

埼玉新聞