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リアル「トーマス」、バスも仲間に 道路行く「バーティー」と並走も? 大井川鐵道

乗りものニュース 6月11日(土)10時43分配信

初めて登場した自動車のキャラクター

 物語から飛び出してきたかのような「きかんしゃトーマス号」を、長年にわたって走ってきた本物の蒸気機関車を使い、運行している大井川鐵道(静岡県島田市)。2016年6月11日(土)、そこへ新たな“仲間”が登場しました。「バスのバーティー」です。

 大井川鐵道では、2014年から「トーマス号」を運行。好評だったことからそれ以降、同様に本物の蒸気機関車を使う「ジェームス号」たちが仲間に加わっていますが、自動車のキャラクターが登場するのは今回が初めてになります。

「バーティー」は、『きかんしゃトーマス』作中において「トーマス」のそばの道路を走っているバスで、かつて「トーマス」とどちらが速いか競争したことがあるものの、いまは大の仲良しに。この日の静岡での再会でも、お互い汽笛とクラクションを鳴らして「会話」していました。「トーマス」の目が、「バーティー」のほうへ向けられているのに注目です。

 大井川鐵道は実際にこの「バーティー」を、「トーマス」「ジェームス」の線路と並走する道路を使って走らせる計画で、道路などの状況によっては、物語内のような「夢の共演」が実現する可能性もあるそうです。

「バーティー」に乗って「トーマス」を眺めることも可能?

「バスのバーティー」が仲間に加わった6月11日(土)は、2016年の「きかんしゃトーマス号」運行開始日。「バーティー」のお披露目、デモンストレーション走行とあわせてその出発式が、物語の登場人物であるトップハム・ハット卿も出席するなか、新金谷駅(静岡県島田市)で実施されました。

 現在、「バーティー」の運行が予定されているのは、2016年7月2日(土)から10月10日(月・祝)までの土休日と夏休み時期を中心とする68日間。乗車は、新金谷駅と千頭駅(静岡県川根本町)のあいだを、片道ずつ「バーティ」と、「トーマス号」もしくは「ジェームス号」を利用して往復するツアー形式で行われます。そのため、それぞれに乗りつつ、走る「トーマス」を「バーティー」の車内から眺めるといったことが、先述の通り状況によりますが、できるかもしれません。

 ツアー代金は大人6900円、子ども(1歳以上小学生以下)5500円など。定員は1便あたり16人で、乗車の抽選申込みは大井川鐵道のウェブサイトから6月16日(木)の12時まで行えます。

 大井川鐵道によると、新金谷駅を出発する前と、同駅へ帰ってきたあとに新金谷車両整備工場内(入場料:小学生以上500円)で「バーティー」を展示。そこで「『トーマス』『ジェームス』と『バーティー』が何やら会話をしている様子」を見ることができるそうです。

恵 知仁(鉄道ライター)

最終更新:6月12日(日)8時3分

乗りものニュース