ここから本文です

[速報EURO1]ポグバでもグリーズマンでもない! あの男がホスト国フランスを救う芸術ゴールを突き刺す

theWORLD(ザ・ワールド) 6月11日(土)6時20分配信

白熱のユーロが遂に開幕

グループA_1 フランス 2-1 ルーマニア 6月10日/サン・ドニ(日本時間4時キックオフ)

4年に1度の興奮が、とうとう世界を包みこむ。ヨーロッパの熾烈な予選を勝ち抜いた24カ国による頂点を目指す戦いは、フランスとルーマニアの一戦でスタートした。

ホスト国にとってスタッド・ドゥ・フランスは、悪くない会場だ。彼らはこの華麗なスタジアムで過去51勝を挙げており、地の利を生かすには格好の舞台となるだろう。ポール・ポグバやアントワーヌ・グリーズマン、そしてディミトリ・パイェといった実力派を先発に並べたフランスが、戦前の予想通り立ち上がりからゲームの主導権を握り、ルーマニアに襲いかかる。圧倒的な身体能力を誇るマテュイディとポグバを起点とし、グリーズマンがいくつか決定的な場面に顔を出すものの、最後のシュートが決まらない。緊張感の窺えた前半は、両チーム共にネットを揺らすことなく終了。枠内シュートもわずか1本に留まり、前半を折り返す。

なんとか先制点を奪いたいフランスは52分、ドリブルで前線に攻め上がったパイェがジルーにスルーパスを送ると、アーセナルの長身FWは得意の左足でシュート。惜しくもこれはGKタタルシャヌの正面だったがその6分後、再び彼らのホットラインが抜群に機能する。左足で上げられたパイェのクロスを、ジルーが頭で合わせ先制ゴールを奪取。歓喜に沸いたフランスだったが、65分にはルーマニアのスタンチュをエリア内で倒し、PKを献上してしまう。これをスタンチュ自らが冷静に流し込み、1-1。ルーマニアはすぐさまスコアをフラットにしてみせた。その後、コマンとマルシャルを投入し一気に攻勢を強めたフランスだったが、なかなかルーマニアの堅守を崩すことができない。しかし試合を通して存在感を放っていたパイェが母国を救った。89分にゴール前でボールを受けたこの攻撃的MFは、機敏な身のこなしから左足でファーサイドへシュート。これが美しい弧を描き、吸い込まれるようにネットへ突き刺さった。

終了間際にビューティフルゴールを叩き込んだパイェの活躍により、開催国フランスが貴重な1勝目を挙げている。グリーズマンの抜け目なさや、空を制するジルーの高さ、そしてクリエイティブなチャンスメイクで決定機を演出するパイェ。他の23カ国は、厄介なホスト国による大会に足を踏み入れてしまったかもしれない。

[フランス代表]

監督 ディディエ・デシャン

GK
ウーゴ・ロリス(トッテナム/イングランド)

DF
バカリ・サニャ(マンチェスター・C/イングランド)
ローラン・コシェルニー(アーセナル/イングランド)
アディル・ラミ(セビージャ/スペイン)
パトリス・エヴラ(ユヴェントス/イタリア)

MF
エンゴロ・カンテ(レスター/イングランド)
ブレーズ・マテュイディ(パリ・サンジェルマン)
ポール・ポグバ(ユヴェントス/イタリア)

FW
アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード/スペイン)
ディミトリ・パイェ(ウェストハム/イングランド)
オリヴィエ・ジルー(アーセナル/イングランド)


交代出場

65分 キングスレイ・コマン(バイエルン・ミュンヘン)
(グリーズマン OUT)
77分 アントニー・マルシャル(マンチェスター・ユナイテッド)
(ポグバ OUT)
91分 ムサ・シソコ(ニューカッスル)
(パイェ OUT)


[ルーマニア代表]

監督 アンデル・ヨルダネスク

GK
チプリアン・タタルシャヌ(フィオレンティーナ/イタリア)

DF
クリスティアン・サプナル(パンドゥリイ・トゥルグ・ジウ)
ドラゴス・グリゴレ(アル・サイリヤ/カタール)
ヴラド・キリケシュ(ナポリ/イタリア)
ラズバン・ラト(ラージョ・バジェカーノ/スペイン)

MF
オビディウ・ホバン(ハポエル・ベエルシェヴァ/イスラエル)
ミハイ・ピンティリ(ステアウア・ブカレスト)
ニコラス・スタンチュ(ステアウア・ブカレスト)
アドリアン・ポパ(ステアウア・ブカレスト)

FW
ボグダン・スタンチュ(ゲンチレルビルリイ/トルコ)
フロリン・アンドネ(コルドバ/スペイン)


交代出場

61分 デニス・アリベク(アストラ)
(アンドネ OUT)
72分 キプチュ(ステアウアブカレスト)
(スタンチュ OUT)
82分 トルジェ(オスマンルスポル/トルコ)
(ポパ OUT)

[得点者]
フランス:ジルー(58)、パイェ(89)

ルーマニア:スタンチュ(65)

theWORLD(ザ・ワールド)は、
コパ・アメリカおよびEURO2016の全83試合を速報します!
大会中(6月23日)に、無料電子マガジンも刊行予定。
http://www.theworldmagazine.jp

最終更新:6月11日(土)6時23分

theWORLD(ザ・ワールド)