ここから本文です

TVアニメ『ジョジョ』は荒木飛呂彦こだわりのテーマ曲にも注目!

dmenu映画 6月11日(土)21時40分配信

4月からTOKYO MX系で放送がはじまった『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のエンディング曲は、90年代にリリースされたオーストラリアのポップ・デュオ、サヴェージ・ガーデンのデビュー曲「アイ・ウォント・ユー」。数あるアニメ番組の中でも、往年の洋楽曲がテーマ曲に選ばれるのはかなり異色です。原作者・荒木飛呂彦氏自らリクエストしたという、“ジョジョ”独特の世界観にしっくりハマっている楽曲をチェックしてみましょう。

■最新のエンディングテーマ曲がファンから絶賛!

サヴェージ・ガーデン「アイ・ウォント・ユー」は、早口で刻まれるラップ調の歌詞と浮遊するメロディラインに、エレクトリックなサウンドがのった未来感たっぷりのポップ・ソング。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のエンディングテーマに決定したときはネット上に

「ジョジョEDはこう来たか!さすがのセンス」
「期待を裏切らないな。嬉しいよ」
「いつもながら選曲のセンスに脱帽です!」

など、ファンから荒木氏を賞賛するコメントが見られました。

というのも、ストーリーの中で登場人物や、特殊能力の一種である“スタンド”のネーミングが、洋楽アーテイストや作品名などをモチーフにしていることが知られています。作品をよく知る人にとっては、選ばれて納得の楽曲だったんです。

ロック・バンド、レッド・ツェッペリンの影響と思われる登場人物“ウィル・A・ツェペリ”や歌手マライア・キャリーからと思われる “マライア”。ロック・バンド、クイーンの楽曲「キラー・クイーン」を思い起こさせるスタンド名「キラークイーン」など、ストーリーに登場する名前は音楽ファンならニヤリとするものばかり。“ジョジョ”はこれまでに100巻以上もの単行本が出版されている超人気シリーズですが、筋金入りの音楽好きである荒木氏ならではの趣向が随所にちりばめられています。

■アルバム売り上げが20倍になったことも

2012年10月から放送が開始されたTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のエンディングテーマ曲には、ロック・バンド、イエスの「ラウンドアバウト」が選ばれました。60年代に結成されたバンドですが、若い世代にも素直に“カッコいい曲!”と受け入れられ、この曲が収録されているアルバム『こわれもの』の売れ行きは、オンエア開始後の約3カ月で、直前の同期間と比べて約20倍にもなったそう。

その後も、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』では、アメリカの女性バンド、バングルスの80年代のヒット曲「ウォーク・ライク・アン・エジプシャン」を起用。第三弾エジプト編新エンディングテーマには、ジャズ・フュージョン集団のパット・メセニー・グループ「ラスト・トレイン・ホーム」が選ばれました。

最新エンディングテーマ曲のサヴェージ・ガーデンは、今年の5月25日にデビュー20周年を記念して、『コンプリート・ベスト~ザ・シングルズ~』がリリースされます。期間生産限定盤として“ジョジョ仕様”ジャケットでのリリースもあるので、アニメきっかけで音楽ファンへ、音楽きっかけでアニメファンへとますますの相乗効果が生まれるかもしれませんね。

(文/岩木理恵@HEW)

最終更新:6月11日(土)21時40分

dmenu映画