ここから本文です

「私、メンタル強いです」と断言する河北麻友子 実は“すごい人見知り”

クランクイン! 6月11日(土)5時20分配信

 「お願いしまーす!」インタビュールームに彼女が入ってきた瞬間に、部屋全体がパッと明るくなったような気がした。河北麻友子、24歳。ファッションモデルとして若い女性を中心に人気を博しながら、バラエティにも出演、女優としては『白鳥麗子でございます!』の実写化で主演を務めた。河北の言葉をもってして「白鳥麗子は、とてもはまり役」という真意を紐解けば、高飛車なお嬢様というキャラクターの影にひそむ、周りへの気遣いを見せる人という一面が見えてきた。

【関連】「河北麻友子」フォトギャラリー


 『白鳥麗子でございます!THE MOVIE』は 先行したドラマ『白鳥麗子でございます!』に続き、発行部数1700万部を超える同名原作を基に映像化した作品。主人公の大金持ちなお嬢様・白鳥麗子が、初恋の相手である庶民の秋本哲也を健気に思う様子が、時に滑稽に、時に切なく描かれる。『THE MOVIE』では、哲也の実家に麗子が遊びに行くことをきっかけに、二人の絆や愛が試される事件が巻き起こり、ダイナミックなコメディ・ラブストーリーに仕上がった。

 強烈なキャラクターである白鳥麗子は、初代に鈴木保奈美、2代目は松雪泰子と、名女優が襲名してきた。3代目となる河北は、そもそもの原作や映像について「16歳までNYにいたので、知らなかったんです」とあっけらかんと話す。「鈴木さんと松雪さんの映像は、ちょっとずつ見ました。その人の白鳥麗子像があると思うので、敢えてあまり見ないようにしたんです」。ただ、その大命を拝したことがうれしくて周囲に伝えれば、異口同音に「絶対合ってる」「超はまり役」と太鼓判を押されたという。「それで、ちょっとだけ自信がつきました」と、大きな瞳をうるませた。

 河北と白鳥麗子との共通点を挙げるとすれば、「とてもポジティブなところ」だと即答。「白鳥麗子って基本的にはいつでもすごい前向きで一瞬落ち込んだとしても、すぐに切り替えるというか。すごい似てるなと思います。私すごいポジティブなので、何かにへこんでも次の瞬間ケロッとしているんです。…というか、まず、落ち込むことがないです」と、きっぱり。こと恋愛に関しても全く同じだそうで、「全部プラスに考えます!『本当は私のこと好きなんだけど、恥ずかしいのかな~』とか、何でもかんでも自分がいいように解釈するのは一緒。私、メンタル強いです(笑)」。


 笑顔を絶やさず、はきはきとものをしゃべる河北の姿には、自然と周りの人間を明るい気持ちにさせる力が備わっているように見える。本人に「すぐに人と打ち解けるのか」と尋ねると、意外にも小さく首を振った。河北曰く、「本当はすごい人見知りなんですけど、隠すためにというか、それこそ打ちとけているふうにするためにたくさんしゃべったりします」。カンパニーとして一丸となれるように空気を作る姿は自然発生的なものではなく、河北のひそかな努力から生まれたものだったということだ。そこには、自身で編み出した「麗子語」が役に立ったという、とあるエピソードも教えてくれた。

 「撮影現場って、時々張り詰めたような空気になるじゃないですか。でも、大変なのは皆一緒だから笑顔でいたいなと思って。私、笑顔は伝染するものだと思うので、ずっと笑顔&麗子語でしゃべっていました。例えば、『あー疲れた』を麗子語にすると、『は~、疲れたわっ♪』っていうちょっと面白い感じになるんです。すると皆も笑ってくれて、いつの間にかスタッフさんの間でも浸透して、『すっごいハードだわっ♪』『腹立つわっ♪』とか(笑)。おかげで現場も明るくいられたので、麗子語、お勧めです!」。(取材・文・写真:赤山恭子)

 劇場版『 白鳥麗子でございます!THE MOVIE』は6月11日より全国ロードショー。

最終更新:6月11日(土)5時20分

クランクイン!