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ブラッドリー・クーパー「監督をする時期が来た」 『スタア誕生』リメイクへの本音

クランクイン! 6月11日(土)11時0分配信

 『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』『アメリカン・スナイパー』と、3年連続アカデミー賞ノミネートの俳優ブラッドリー・クーパーが、人間的には欠点だらけなものの、類まれな才能とワイルドな魅力で周囲を魅了するシェフを演じた映画『二ツ星の料理人』。今回、そのブラッドリーに本作について、そして噂される“監督業”について話を聞くことができた。

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 『二ツ星の料理人』は、人生につまづいた二ツ星シェフが復活をかけてミシュランの三ツ星に挑む美食エンタテインメント。スキャンダルを起こし、料理界から姿を消していた二ツ星のシェフ・アダムを演じるブラッドリーのほか、シエナ・ミラー、ダニエル・ブリュール、オマール・シー、アリシア・ヴィキャンデルと、実力派が勢揃いする。
 
 「ジョン・ウェルズ監督とは、脚本だけでなく、キャスティングについても僕のアイディアを提案したりしたんだ」と、本作には主演としてだけでなく、初期の段階から関わっていたというブラッドリー。本作のヒロイン、シエナ・ミラーの出演は自身からの提案だったと話し、「ちょうど『アメリカン・スナイパー』の撮影をしていて、とにかくシエナ・ミラーが大好きだったからね。彼女は最高だと思ったんだ」と推薦した理由を明かす。
 
 脚本についても「一緒に相談しながら作っていったようなもの」と言い、「監督は書き直しをしたし、脚本家(スティーブン・ナイト)も一緒にその場にいたしね」とのこと。また脚本やキャスティングのほか、編集にも携わっていたと告白した。


 ブラッドリーが、本作のように制作に関わる背景には「監督をするのが目標」ということがある。「今は、いつか監督をすることを目標に頑張っているんだ。いつか監督になるために、常に優れた人達と仕事をしようと心がけているし。良い監督になるために何をするべきなのかを考えているんだ」と、監督業への強い興味を示す。

 加えて、ここ5年間は「僕に(制作を)一緒にやらせてくれるような人達と仕事できたのは大きかった」と語る。自身が監督を目指すうえで、環境にも恵まれていたようで「そういう経験をさせてもらえたからこそ、今は自分で実際に監督をしてみる時期に来たように思うんだよね」と前を見据える。

 具体的な計画については「今待ってるところなんだ」と言葉を選んだものの、ブラッドリーには『スタア誕生』のリメイクを監督するのではないか…という噂もある。そのことを直接聞いてみると「あの映画(『スタア誕生』)は4回作られているんだよね。バーバラ・ストライザントと、ジュディ・ガーランドと、ジャネット・ゲイナーとね。うん、そうだなあ。もしかしたら、その映画を監督する可能性はあるのかもしれないね、うん。まだ決定ではないんだ」。

 子供の頃から映画を観ることで癒されてきたというブラッドリー。映画を観ると「自分は思っているほど孤独ではない」と子供心に感じたそう。ゆえに、だからこそ人が孤独を感じることがないよう「人に共感してもらえる物語を語っていきたいと思っているんだ」と、映画への熱い思いを紡いだ。(文:鈴木沙織)

 『二ツ星の料理人』は6月11日より全国公開。

最終更新:6月11日(土)11時0分

クランクイン!