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県高校野球招待試合 糸満、大阪桐蔭破る エース平安 緩急で翻弄

沖縄タイムス 6/12(日) 6:50配信

 高校野球の第45回招待試合(主催・県高校野球連盟)第1日は11日、北谷球場で行われ、春の選抜大会出場の大阪桐蔭と県春季大会1、2位の糸満、豊見城がそれぞれ対戦した。糸満は5-4で勝利。豊見城戦は六回途中、降雨のため中止となった。
 糸満は0-0の五回、2死から3連打で満塁とし、大城幸雅の右前適時打で先制。六回にも1死一、二塁から大城裕靖の中前適時打で追加点を奪った。八回、押し出し四球と大城裕靖の2点適時打で5-0と突き放し、九回に4安打と失策などで4点を返されたが、逃げ切った。
 エース平安常輝は5安打4失点(自責点2)で完投、七回2死まで無安打に抑える好投だった。
 最終日の12日、第1試合(午前9時)は沖縄尚学、第2試合は美来工科が大阪桐蔭と対戦する。

 糸満のエース平安常輝が大阪桐蔭打線を翻弄(ほんろう)した。強豪相手に臆することなく攻め、七回2死まで無安打ピッチング。九回に打者一巡で4点を返されたが、自責点2で完投し「自信がついた」と晴れ晴れとした表情だった。
 「緊張もあったが、楽しみだった。どれだけ通用するか確かめたかった」と先発マウンドに上がったが、ボール先行の苦しい立ち上がりだった。 
 大阪桐蔭打線のスイングの速さに驚き、「直球だけでは打たれる」とカーブやチェンジアップを低めに集め、緩急をつける修正が効いた。打たせて取る投球でフライの山を築いた。
 九回の4失点は4安打に自らの失策、暴投が絡んだ。「点差があり、気が抜けてしまった。詰めが甘い」と反省し、18日開幕の県大会では「最後まで隙のない投球をしたい」と気を引き締めた。
 真玉橋治監督は「立ち上がりが悪いなりに、よく踏ん張った。打撃のいい相手に気持ちが乗っていた」とエースの奮闘をたたえた。(新垣亮)

最終更新:6/12(日) 6:50

沖縄タイムス