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違法操業の中国漁船数隻が退去 韓国軍・国連など合同作戦で

聯合ニュース 6月12日(日)10時57分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国の軍と海洋警察、国連軍司令部が南北軍事境界線に近い黄海上の漢江河口の中立水域で違法操業する中国漁船を取り締まる合同作戦を実施したことにより、中国漁船の退去が続いていることが12日、分かった。韓国軍関係者によると、11日も中国漁船数隻が現場水域から退去し、現在は約10隻が残っているという。

 合同作戦が開始された10日に現場水域にあった中国漁船は10~20隻だった。現場水域に残っている中国漁船は取り締まりを避け、北朝鮮側の沿岸に停泊している。作戦を行う隊員らは休戦協定上、北朝鮮沿岸には進入できない。北朝鮮軍もまだ特別な動きは見せていないという。

 韓国の軍と海洋警察、国連軍司令部は合同作戦を再開するかどうかを検討している。中国漁船がとどまっている北朝鮮沿岸で違法操業は難しいとされる。

 10日は小銃や拳銃を携帯した隊員らが高速ボート(RIB)4隻に乗り、取り締まりを行った。韓国軍などと国連軍司令部が第三国の民間漁船を取り締まるため、漢江河口で合同作戦を行うのは、1953年に朝鮮戦争の休戦協定が締結されてから初めて。

 中国政府は合同作戦に対し、「関連国と漁業活動に関する協力を強化し、正常な漁業秩序を守ることを望む」との立場を示している。

最終更新:6月12日(日)10時57分

聯合ニュース