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新生NZ、初陣は辛勝。 63年ぶりの金星狙ったウェールズに苦戦。

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン) 6月12日(日)6時4分配信

 ワールドカップで史上初の連覇を遂げたオールブラックス(ニュージーランド代表)が、世代交代をおこなっての新しい布陣で2016年の初戦に臨み、11日にホームのイーデンパーク(オークランド)で開催されたウェールズ代表とのテストシリーズ第1戦に、39-21で逆転勝ちした。
 オールブラックスはこれで、対ウェールズ戦27連勝。
 一方、ニュージーランドの地での初勝利と、1953年12月にカーディフで勝って以来となる63年ぶりの金星を狙ったウェールズは、後半20分までリードしていたが終盤に3連続トライを許し、惜敗となった。

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 前半はウェールズが優勢だった。PGで黒衣軍に先制されたものの、9分、ハイパントからのボール確保で敵陣に攻め込み、右端から左へスピーディーに展開してNO8トビー・ファレタウがトライを決めた。

 追うニュージーランドは15分、WTBワイサケ・ナホロの好走もあってゴールに迫り、SOアーロン・クルーデンのキックパスをWTBジュリアン・サヴェアがキャッチしてインゴールに押さえ、8-5とした。その3分後には、FBベン・スミスがキックレシーブからのカウンターで大きくゲインし、SOクルーデンを経由してWTBナホロとつながり、リードを拡大。

 しかし、ウェールズはPGで4点差に詰めたあとの31分、自陣からのカウンターでFBリーアム・ウィリアムズが中央を突破し、SHリース・ウェッブにつなぎ逆転トライが生まれ、15-18、ウェールズの3点リードで前半を終えた。

 後半に入り、両チームともPGを1本ずつ決め、迎えた62分(後半22分)、ニュージーランドはゴール前でペナルティをもらいSHアーロン・スミスがタップして仕掛け、ボールを受けたWTBナホロがパワフルにインゴールに突っ込み、ゲームをひっくり返した。

 68分には新主将のNO8キアラン・リードがトライを決め、セーフティリードへと広げる。そして、試合終了前にはHOネイサン・ハリスもスコアラーとなり、オールブラックスが底力を示す結果となった。

 両チームが激突するテストシリーズ第2戦は、18日にウェリントンでおこなわれる。

最終更新:6月12日(日)6時4分

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)