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NASA機が佐賀上空に 温室効果ガス観測で飛来

佐賀新聞 6月12日(日)18時59分配信

米航空宇宙局の日本飛来は「珍しい」

 米航空宇宙局NASAの調査機が10日、韓国から佐賀上空に飛来し、温室効果ガスなどを観測した。大気観測を目的にしたNASA調査機の日本飛来は3年前にあって以来で、国交省航空局の担当者は「珍しい」という。

ダグラスDC-8

 調査機はダグラスDC-8で、北西から飛来し、午前10時頃に佐賀市の佐賀新聞社上空を通過した。佐賀県内のルートの詳細は明かされなかったが、佐賀市のJR鍋島駅付近の上空を旋回して福江(長崎県)に向かったとみられる。

佐賀と福江に配置

 調査は温室効果ガス(二酸化炭素やメタンなど)の濃度を高度別に観測。機体に取り付けているセンサーで感知した濃度を記録する。地上の調査スタッフも佐賀と福江に配置し、上空の調査機と連絡を取り合いながら調査したらしい。

佐賀選定は「中国に近いという地理的な条件」

 国交省航空局航空ネットワーク部航空事業課の担当者は「温室効果ガスの発生源から他国への影響を調べるのが狙いで、今回は中国からの影響を把握するのが趣旨らしい。佐賀が選ばれたのも、中国に近いという地理的な条件があったからではないか」と話した。

最終更新:6月12日(日)18時59分

佐賀新聞