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SING LIKE TALKING「何倍も素敵に」“踏み込んだ”LIVE MOVIEに満足

MusicVoice 6/12(日) 22:09配信

 SING LIKE TALKINGの佐藤竹善、藤田千章、西村智彦が12日、都内のシアターでおこなわれた、LIVE MOVIE『SING LIKE TALKING LIVE MOVIE-Strings of the night-』の上映会に出席、舞台あいさつに臨んだ。コンサートの模様をインタビューなどを交えて映画館で上映。佐藤竹善は「ミュージシャン達の表情や思っている事に踏み込んだ映画ならではの作りになっていて、僕らも喜んでいる」と語った。

 映画は、2015年10月に東京・昭和女子大学人見記念講堂で開催された、SING LIKE TALKINGのコンサート『SING LIKE TALKING Premium Live 27/30~シング・ライク・ストリングス~』の模様をおさめたLIVE MOVIEで、映画館ならではの、5.1chサラウンドの臨場感と大迫力のスクリーンで届けられる。

 ツアーに参加したミュージシャンのインタビューや、ストリングスのアレンジ、サウンド創りに向き合うメンバー3人の姿を通じて、SING LIKE TALKINGのコンサートがどのような形で作られていくかを、ミュージシャンの目線でリアルに描かれている。

 佐藤竹善はこの日、同映画の感想を「この企画を聞いた当時はどういう感じになるかは予想がつかなかった。こうしてみると、何倍も素敵なデキになった。コンサートの迫力には完全に近くづくというわけではないけど、ミュージシャン達の表情や思っている事に踏み込んで、映画ならではの作りになっていて僕らも喜んでいます」と語り、満足の表情を浮かべた。

 更に、「今までの僕らとは違う切り口で描かれて楽しかったのではないでしょうか。ライブで見ていたSING LIKE TALKINGのイメージがあると思いますが、ちょっと角度を変えると面白い見え方ができる。拙いながらも僕らがいろんなチャレンジをしてきたことが伝わったのではないかと思います」と述べた。

 映画は、5月15日・石川を皮切りに6月19日・宮崎まで全国で上映されている。藤田千章は「細かく色んな所を見てもらえるのは嬉しい」と語り、佐藤竹善は「特に地方の方は喜んでもらっている」と、同コンサートをその場で観覧できなかった各地のファンの間でも好評を呼んでいると、その手ごたえを口にした。

 上映後のエンドロールで流れる楽曲「風が吹いた日」は、6月8日にシングルとしてリリースされている。佐藤竹善は、今回の映画を展開するにあたりイメージして作ったという「Longing ~雨のRegret~」(2015年10月7日発売)を引き合いに、「今夏に“ホーンズセッション”のライブがあり、これを切り口にして書き上げた曲です」と、8月6日・日比谷野音、13日・大阪城野音で開催される『SING LIKE TALKING Premium Live 28/30 Under The Sky ~シング・ライク・ホーンズ~”』をフィーチャーして作った楽曲であると明かした。

 “ホーンズセッション”の見どころについて、佐藤竹善は「ホーンでもダンサブルなものやジャジーなもの、バロック調のものまで、いろいろあるので、ストリングスのライブと同じように、ホーンというイメージを1回まっさらにして、こんなに幅広いんだなという切り口から僕らの曲、音楽を楽しんでほしい。通常では選ばれない曲も選ばれたりもするので。今回は若手も参加してもらって、若い尖がった空気感を入れることで、僕ら年配者とのギャップやバランスの良さも楽しんもらえたら嬉しい」とも。

 その“ホーンズセッション”は、SING LIKE TALKINGにとって初の野外での単独ライブとなる。佐藤竹善は「夏フェスは何度も出演しているけど、フルでやるのは初めて、体力との戦い。日々、ウォーキングに勤しんでいる」と、体力作りに励んでいることを明かした。

 佐藤竹善にならってウォーキングを始めたという西村智彦も「今月の1日から始めました。毎日1万歩。ほぼ2駅分を歩いている。2駅先に行き着けの飲み屋があるから(笑)。そこを往復する」と語り、会場の笑いを誘った。

 一方、これまで「365日呑んでいた」という藤田千章は最近、“休肝日”を設けているといい「4月頃から1日おきに抜いている」とも。佐藤竹善に「逆に体がおかしくなっていない?」と問われると、「だんたんと調子が悪くなったりとか、そんなことはないよ」と笑みを浮かべた。

 SING LIKE TALKINGは、2018年に30周年を迎える。バンドを長く続ける秘訣を聞かれると「ないですね。秘訣を考えないことですね」とあっさり。

 佐藤竹善は「先輩が元気」と、根本要や山下達郎、小田和正の名を挙げ、「彼らのお蔭で僕らがこういう音楽を自由にやれる。中学の頃からとても感じているので、それをより継承して、なるべく長くやれれば、若いミュージシャン達へ何かしらの少しの指針になれるかなと思う」とも語った。(取材・木村陽仁)

最終更新:6/12(日) 22:09

MusicVoice