ここから本文です

SB城所2連発に工藤監督も「驚きましたよ~」 昨年交流戦から巨人に6連勝

Full-Count 6/12(日) 19:10配信

巨人先発・高木の状態を見極め、城所に強気の『打て』のサイン

 12日、ソフトバンクは巨人に7-5で勝利し、このカードも3連勝。これで巨人との交流戦は、昨年のビジター(東京ドーム)3試合を含めて6勝0敗となった。

ソフトバンク、過去10年のドラフト指名選手一覧

 この日は、誰もが認める“城所龍磨デー”。初回にはライトのホームランテラスに先制2ラン、さらに3回にはライトスタンドへの2ランと、プロ初の2打席連続本塁打を放って周囲の度肝を抜いた。

 工藤公康監督も「驚きましたよ~」と驚嘆の声。「最初のホームランは引っ張るという意識があっただろうが、2発目はさすがにびっくりした。積極的にいってくれるのはいいこと」と振り返った。

 初回、1番打者の今宮健太が二塁打を放って出塁。城所は「送りバントだろうと思ったら『打て』のサインだったので腹をくくった」と、巨人の先発・高木勇人の2球目を思い切り叩いた。『打て』のサインを出した工藤監督はこう語る。

「立ち上がりの高木くんが、ボールがひっかけていたし、変化球も浮いていた。スライダーでカウントを取ってくるなら、(城所が)引っ張っても今宮くんがサードには行けるだろう、と思った」

高校の先輩・松田も目を細める、「しっかりと準備しているし、努力している」

 さらに工藤監督は、最近の城所の覚醒の要因は「普段の練習だと思う」と語る。

「休みの日でも出てきて体を動かしているし、野球に向けての日々の過ごし方がいいんじゃないかな」

 2人でお立ち台に上がった松田宣浩も「しっかりと準備しているし、努力している」と、岐阜・中京高校の後輩の活躍に目を細めた。城所本人は「(最近)スタメンで出ているとかは関係ない。今日(試合に)出られる保証はないので、とにかく準備をしないと」と、必死さをアピールする。

 昨シーズンは、オープン戦で死球を受けて骨折、復帰戦では脱臼と、ケガに泣かされ「本当に何もできなかった」と振り返った城所。それでも懸命に努力を続けていきた姿を、野球の神様はきっと見ていてくれたのだろう。ライトスタンドから沸き起こる城所コールに応える後ろ姿は、とても輝いて見えた。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

最終更新:6/12(日) 20:15

Full-Count