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「今日は絶対に打てる」 ロッテ清田、チーム一丸の後押しで3安打2打点

Full-Count 6月12日(日)20時24分配信

試合前には動画でフォーム確認、「監督が付きっ切りで指導してくれた」

 スランプ脱出へ、伊東監督を筆頭にチーム一丸の熱い後押しで、ロッテ清田外野手が二塁打2本を含む3安打2打点と活躍。12日の本拠地ヤクルト戦に7-1で快勝した。

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 2回2死走者なしで原の外角スライダーを中越え二塁打として、8日の阪神戦の2回に二塁打を打って以来16打席ぶりのヒット。これが復活のノロシとなった。4回は1死一、二塁からライト前ヒット。6回1死一、二塁ではレフトへ2点タイムリーツーベースを放った。

「試合前の練習でも監督が付きっ切りで指導してくれたり、これだけ打てない中でも使い続けてくれる監督に何とか応えたかった」

 お立ち台では、目頭を熱くした清田。試合前のフリー打撃でもつきっきりだった伊東監督はティー打撃を見て、広報を呼び、デジカメで動画を撮影させていた。監督、選手が再生動画を見る、めったに見られない光景が広がった。

「(自分は)雰囲気を大事にするが、形の中で(昨年までのような、打てる)オーラがない。それが何なのか少し分かりかけた」と伊東監督。ポイントは重心の下げ方にあった。清田自身も「足を上げる時に、重心が上に行ってると言われ(動画を見て)、自分では下げているつもりが、そうではなかった」とヒントをつかんだ。ステップする際、意識的に左ひざを内側に入れて、軸足に体重をしっかり乗せたことで、左肩が開かず強い打球が蘇った。

前日にはデスパイネからも助言、「苦しんでる選手にアドバイスするのはキューバの習慣」

「今日は絶対に打てる」という監督の一言がモヤモヤを払ってくれた。一週間前には「『絶対に外さないから』と言ってくれて、泣きそうなくらい嬉しかった」。その思いだけで打席に立った。

 無安打に終わった前日(11日)の試合終了後、同じ無安打だったデスパイネと室内練習場に直行した。そこでキューバの至宝から直々に15球、テー打撃の球を上げてもらっている。「もっと強く振れ。当てにいくな」とアドバイスをもらった。

 この日は、そのデスパイネも7回、本拠地では久しぶりの11号ダメ押し3ラン。「苦しんでる選手にアドバイスするのはキューバの習慣」。共にお立ち台に上がり、今年3度目のマリンフェスタで満員になった本拠地のファンから大歓声を浴びた。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:6月12日(日)20時24分

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