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高校生が米騒動探求 魚津のNPO、発生100年へ映画製作

北日本新聞 6月12日(日)21時13分配信

 米騒動の歴史を後世に伝える活動をしている魚津市のNPO法人米蔵の会(慶野達二理事長)は12日、発生100年となる2018年に向けドキュメンタリー映画を作ると発表した。市内の高校生が関係者やゆかりの場所を取材しながら歴史的事件の真相に迫る内容。同市のありそドームで、参加希望の生徒への説明会を開き、現地見学も行った。

 米蔵の会会員らが準備委員会(代表・慶野理事長)を設けており、さらに幅広い層の市民や団体を交えて近く制作実行委員会を発足させる。映画は18年7月に完成する。

 説明会は魚津工業、新川の両高校から計4人が参加した。神央(じん・あきら)ディレクターや米蔵の会会員から制作への思いや米騒動にまつわる話を聞き、米の積み出しが阻止された同市本町の米倉やロケ地となる隣の漁具倉庫を見学した。

 参加した山本航太朗さん(魚津工業高2年)は「魚津での映画撮影は珍しいと思って聞きに来た。『騒動』というイメージとは違うことも知り、歴史を調べてみたい」と話した。

 準備委員会の慶野代表は「活字だけでは描き切れない米騒動の真実を映像で伝えたい」と話している。

北日本新聞社

最終更新:6月13日(月)6時28分

北日本新聞