ここから本文です

北の大地に「雅の祭」 札幌YOSAKOIパレード審査、The日本海&北國新聞

北國新聞社 6月12日(日)2時49分配信

 第25回YOSAKOIソーラン祭りは11日、札幌市の大通パレード会場で、ファイナル進出を懸けたパレード審査が行われた。石川県から参加したYOSAKOIソーラン日本海組織委員会の選抜チーム「The日本海&北國新聞」の総勢約100人は、城下町金沢で繰り広げられる「雅の祭」を優美な舞で表現し、5年ぶりのファイナル進出へ全力を出し切った。

 踊り子は赤地にドット柄の上品な和装に金色の帯を締め、梅鉢紋の鉢巻き姿で登場し、和傘や扇子を操って躍動した。民謡歌手加賀山紋(あや)さんの伸びやかな歌声に合わせ、春めく兼六園と金沢城の風情や加賀百万石の繁栄を全身で表すと、観客から「美しい」とため息が漏れた。

 踊り子の振り付けを指導した金沢市出身のクラシックバレエ講師、天池絵理子さん=札幌市=は、教え子の児童10人を連れて演舞に加わった。

 札幌市の本居あつ子さん(57)は「豪華絢爛(けんらん)な衣装と上品な踊りが金沢のイメージにぴったり」とうっとりと眺めた。第1回大会から足を運んでいる高橋泰子さん(80)=同市=は「金沢の演舞はいつも楽しみ。北海道新幹線と北陸新幹線を乗り継ぎ、金沢に遊びに行きたくなった」と拍手を送った。

 2011年に準大賞を獲得した「The日本海&北國新聞」は、過去の受賞チームが競演する「サタデーナイトパレード」にも参加した。

 YOSAKOIソーラン日本海組織委員会の旗士でつくる「ザ・はた」の25人は、大通公園西8丁目ステージで記念企画に出演し、迫力満点の旗パフォーマンスを繰り広げた。

 12日はファイナルコンテストが行われ、審査対象119チームのうち、上位通過したチームが12日のファイナル審査に進む。

 パレードの2列目と3列目では、小学生時代から幼なじみの二水高コンビ、駒井琴恵さんと任田光沙さん=いずれも2年=が演舞に花を添えた。

 初参加の2人は猛練習を重ね、愛きょうのある笑顔としなやかな動きで前列メンバーに抜てきされた。昨年、同校で駒井さんのALTを務めたジェニファー・ブロケンシャヤさん(27)とともに「二水勢」で息の合った踊りを見せた。

 駒井さんと任田さんは「一生の思い出になった」と笑顔で話し、ブロケンシャヤさんは「最高だった」と声を弾ませた。

北國新聞社

最終更新:6月12日(日)2時49分

北國新聞社