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重厚な美、名残惜しむ 日展金沢展、きょう限り

北國新聞社 6/12(日) 2:49配信

 金沢市の石川県立美術館で開催中の改組新第2回日展金沢展(北國新聞社、日展、日展石川会主催)は会期末を翌日に控えた11日、大勢の愛好者が詰め掛け、名残を惜しむように重厚な美の世界に浸った。

 最後の作品解説が行われ、本展で審査員を務めた地元作家2氏が巨匠らの旺盛な創作姿勢を伝えた。

 工芸美術では日展会員の百貫俊夫さん(金沢市)が解説に立ち、文化勲章受章者や文化功労者、日本芸術院会員ら重鎮から気鋭作家が精魂を傾けた秀作群の魅力を語った。作家の作風や人柄を紹介し「芸術は心の表現であり、各作家は作品を通じて鑑賞者に心を見抜かれている」と述べた。

 家族で訪れた金沢市利(とぎ)屋(や)町の会社員片岡悠子さん(36)は「美術工芸王国を支える作家の発想や細かい手仕事がうかがえ、心が満たされた」と話した。彫刻は日展会員の石田陽介さん(金沢市)が解説した。

 日展金沢展は日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門で計334点を公開している。最終日の開場時間は午前9時半~午後6時(入場は午後5時半まで)。入場料は一般1千円、中高校生700円、小学生400円となっている。

北國新聞社

最終更新:6/12(日) 2:49

北國新聞社