ここから本文です

LAMP IN TERREN ツアー初日をレポ、「いい日を紡いで、また未来でお会いしましょう」

エキサイトミュージック 6/13(月) 12:15配信

LAMP IN TERRENが6月11日(土)、自身二度目のワンマンツアー『GREEN CARAVAN TOUR』の初日となる東京・下北沢CLUB251公演を開催した。

【この記事の関連画像をもっと見る】

前回のワンマンツアーから、初のシングルパッケージ『innocence / キャラバン』を経て行われる今回のツアー。その皮切りとなったこの日は、LAMP IN TERRENの進化した姿をしっかりと音楽で刻み、このツアーがCLUB251という場所からスタートすることの必然性とドラマ性が滲み出た特別なライブとなった。

「GREEN CARAVAN TOUR始めます!」という松本大(Vo,Gt)の言葉と共に、ライブは序盤からヒートアップ。タイトルにも冠された“キャラバン”が語る<魔法のような唄>という言葉の通り、オーディエンスは彼らの音楽という魔法にすぐに引き込まれたようで、この日はとにかく笑顔に溢れた独特の空気が会場をずっと包んでいた。

この日の彼らのライブがなぜ特別なものとなったか。それは、まず単純にメンバーそれぞれのプレイにおける懐の深さがグンと増したことが大きい。1stシングルのカップリング曲であり、ライブ初披露となった「とある木洩れ陽より」のようなミドルバラードでは、中原健仁(Ba)と川口大喜(Dr)の2人が、柔らかな音像の中でもしっかりとダイナミズムを持ったグルーヴでフロアを揺らすという進化が見られた。今までは再加入後ということもあり、少々硬さの見えた大屋真太郎(Gt)もステージ上での笑顔が増え、「メトロポリス」や「multiverse」などでは、ギタリスト然とした雰囲気を持ってソロなども披露するようになった。

このような演奏隊の進化は、松本大の歌声の彩りを更に多彩なものとした。「innocence」のサビ箇所では、彼の決意が迸るような目を見張る緊張感が描かれ、代表曲「緑閃光」では、今までになく囁くようにオーディエンスに語り掛ける姿に、新たな歌い手としての表情をみた。

また、ワンマンということもあり、いつもは松本や中原を中心に進むライブの展開も少し違ったものに。大屋から「もう今回で、初めましての挨拶はやめようかと思っています」といった決意表明の言葉が飛び出す場面もあれば、今まで一貫して言葉を発さずにバスドラムのみで会話に参加していた川口が、まさかのコール&レスポンスを先導する場面も。本来の4人体制に戻ってから半年以上が経ち、ステージ上における彼らの雰囲気も等身大の姿になりつつある。オーディエンスとしても、新たな彼らの一面を垣間見ることができたライブだったと言えるだろう。

このようなライブ自体が浮き彫りにした側面と同時に、この下北沢のCLUB251という場所で、今の彼ら「4人」が音を鳴らすこと自体が、非常にドラマティックなライブを演出したことは間違いない。3人編成時代のホームグラウンドであり、LAMP IN TERRENとして初のワンマンライブも行ったメモリアルな場所に、大屋はこの日初めて立った。始まりの地に4人のLAMP IN TERRENとして立ち、また始まりを迎えることができた事実。そのことは、彼らにとっても今後の楔になるライブになったと言えるだろう。

「これからもいい日を紡いで、また未来でお会いしましょう。それまで、僕らの掛けた魔法が解けませんように。行ってきます!」 ――こう松本は語り、彼らは新たなツアーに旅立った。その成長の姿は10月まで観ることができる。ぜひ見届けてほしい。
(取材・文/黒澤圭介)

≪ライブ情報≫
【LAMP IN TERREN ワンマンツアー2016】
「GREEN CARAVAN TOUR 2016」
2016年6月11日(土)東京・下北沢 CLUB251
2016年6月18日(土)北海道・札幌 COLONY
2016年6月26日(日)宮城・仙台 LIVE HOUSE enn 3rd
2016年7月2日(土)広島・広島 CAVE-BE
2016年7月3日(日)福岡・福岡 Queblick
2016年7月9日(土)大阪・梅田 CLUB QUATTRO
2016年7月10日(金)愛知・名古屋 CLUB QUATTRO

2016年10月15日(土)東京・LIQUIDROOM ebisu
2016年10月23日(日)長崎・長崎DRUM Be-7

最終更新:6/14(火) 11:45

エキサイトミュージック

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

失うことで不完全さの中に美を見出した芸術家
画家のアリッサ・モンクスは、未知のもの、予想しえないもの、そして酷いものにでさえ、美とインスピレーションを見出します。彼女は詩的で個人的な語りで、自身が芸術家として、そして人間として成長する中で、人生、絵の具、キャンバスがどう関わりあってきたかを描きます。 [new]