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「なすびさんお帰り」 エベレスト登頂、帰国祝福

福島民報 6月13日(月)11時21分配信

 世界最高峰のエベレスト(8、848メートル)に登頂を果たした福島市出身のタレントで俳優のなすびさん(40)=本名・浜津智明=は11日、帰国した。同日、古里の福島市に戻り、JR福島駅で出迎えた約100人の市民らから祝福を受けた。
 なすびさんは同日午後に羽田空港に着き、同日夕に東北新幹線で帰郷した。なすびさんがホームに降りると、横断幕を持った県北地方の観光関係者やJR東日本の社員らが拍手で出迎え、「おめでとう」「お帰りなさい」と祝福の声を掛けた。
 なすびさんは「4年間つらいこともあったが、福島に元気と勇気を届けようという強い思いを持って登頂することができた。子どもたちに福島に生まれて良かったと思ってもらえるよう、これからも福島を応援していきたい」とあいさつした。
 福島駅では報告会も開かれた。なすびさんがふくしまデスティネーションキャンペーンの県北応援団長を務めた縁で親交があるJR福島駅の狩野安則前駅長(60)が「無事に登頂の報告をしていただけたことが本当にうれしい。これからも福島を盛り上げてほしい」とねぎらった。狩野前駅長と共に羽田空港まで出迎えに行った母の浜津カズ子さん(68)は「思ったより元気で良かった。ゆっくり休んでほしい」と語った。
 なすびさんは東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、「福島に興味を持つきっかけにしてほしい」とエベレスト挑戦を始めた。平成25年は8700メートル付近で下山。26年はエベレストの雪崩事故、27年はネパール大地震が発生し撤退し、今年5月19日に4度目の挑戦で登頂を果たした。

福島民報社

最終更新:6月13日(月)11時44分

福島民報