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関東の鉄スクラップ輸出入札、平均1万9766円で2.5万トン落札。市況の下支え材料に

鉄鋼新聞 6/13(月) 6:00配信

 関東地区の鉄スクラップヤード業者で構成する関東鉄源協同組合(理事長・山下雄平ヤマシタ社長)は10日、6月契約の鉄スクラップ輸出入札を行い、平均1万9766円(H2、FAS)で合計2万5千トンを落札した。5月中旬から市況は急落していたが、今回の落札価格は足元の湾岸価格やメーカー買値とほぼ同水準。目先の市況には下支え材料となりそう。

 今回は応札商社のうち3社が辞退。応札は15件、応札量の合計は12万5千トンで前月比3万4千トン増だった。
 入札の結果、2万110円(5千トン)、2万円(同)、1万9720円(同)、1万9500円(1万トン)の4件で、合計2万5千トンを落札した。平均落札価格は前月比で7234円の下落だった。
 関東地区の鉄スクラップ市況は5月中旬からの急落後、湾岸価格が下値を切り上げる展開にある。湾岸周辺のメーカーでも個別対応の値上げが指摘され、10日時点でメーカー実勢購入価格(H2)は1万8500~2万円どころ。湾岸価格(同)は1万9千~9500円で高値寄りとなっている。今回の落札価格は現状の湾岸価格をほぼ反映した水準だった。
 また、現状で船積みされている既契約の輸出価格は2万3千円以上のため、シッパーの集荷意欲は根強く、湾岸価格はジリ高が見込まれる。目先は韓国向け輸出の動向が注視されるが、目先の市況もジリ高の展開との見方が多い。

最終更新:6/13(月) 6:00

鉄鋼新聞

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