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ラベンダーで提携 農家所得向上に期待 北海道滝川市と化粧品会社

日本農業新聞 6/13(月) 11:33配信

 化粧品会社のハーバー研究所(東京都千代田区)は北海道滝川市と包括提携協定を結び、市内産ラベンダー使用を売りにしたブランド強化に乗り出した。花から抽出した香料をシャンプーやせっけんに利用していく。市は栽培量の確保など、原料調達の面で協力する予定だ。

 同社はこれまで、北海道産以外のラベンダーを使っていた。仕入れ先を広げ、消費者のイメージが良い道産原料を取り入れることで、商品の訴求力を高める狙い。

 無添加、天然由来の香料にこだわる同社のコンディショナーや日焼け止めなどは、香りの良さから30~50代の女性を中心に人気があるという。

 今年度、市は所有する10アールで試験的に同社向けのラベンダーを栽培する。地元JAにも生産の協力を呼び掛ける考えだ。

 ラベンダーは全量を同社が買い取る。加工用に適した香りや収量などを今後1、2年かけて確認しながら、既存商品への利用を進める。「産地名を表記した限定商品を伸ばしたい」と、2019年度をめどに新商品の販売も考える。

 地域には水田も多いため、市は18年産からの生産調整の見直しも見据え、「一般的な麦や大豆に比べ、大きな所得が見込める。農家の所得向上につながれば」と転作作物として期待する。

日本農業新聞

最終更新:6/13(月) 11:33

日本農業新聞