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パンクロッカーから役者へと活躍を広げる峯田和伸に注目!

dmenu映画 6月13日(月)21時0分配信

カリスマ的人気を誇るミュージシャン・峯田和伸。パンクバンド・GOING STEADY時代から銀杏BOYZに至るまで、ライブステージ上で全裸になって書類送検されてみたり、久しぶりに会った元・彼女に「頼む!」と襲いかかる男を演じたPVでは、「本物の元カノ」を出演させてみたり……と、そんなエピソードには事欠かない男。そんな破天荒でダメでダサくてカッコいい古き良き“ロック・スター”を体現している彼が、天下のNHKで連続ドラマ初主演ですから、世の中って何が起こるかわかりません。

みうらじゅん原作で宮藤官九郎が脚本、そして田口トモロヲが映画監督に初挑戦した2003年公開の『アイデン&ティティ』でいきなり主役に抜擢されて役者とのキャリアをスタートさせた峯田。この作品はみうら自身が活躍した90年代のバンドブームを背景にしたもので、峯田はナイーブなミュージシャン・中島役を演じたわけですが、この作品が「名作」と言われるのは原作・脚本・監督だけでなく、峯田の存在があったからだ、と言えるほどの、映画ファンやロックファンを唸らせたまさか(!?)の名演でした。悩みやジレンマで悶々とする青春の葛藤を演じたわけですが、演技自体はまだまだ粗くて“ヘタウマ”というのか“ヘタヘタ”なのに、なんというか、峯田の“素”のようでもあり、表情もセリフもそのひとつひとつが妙に生々しくて、ググッと突き刺さるんですよね。

そんな演技が認められてか、今度は大槻ケンヂの半自伝的小説をケラリーノ・サンドロヴィッチが映画化した2007年公開の『グミ・チョコレート・パイン』にAV男優役で出演。2009年には『少年メリケンサック』『色即ぜねれいしょん』『USB』と3本の映画に立て続けに出演し、いずれも脇役でしたが、クセのある役を印象に残る演技でこなし、共演した小林薫をはじめとする俳優たちからも高い評価を得て、完全に「俳優・峯田和伸」となりました。

そして三浦大輔が監督した2010年公開の『ボーイズ・オン・ザ・ラン』で俳優デビュー作以来となる主演を務め、2015年には再び田口トモロヲ監督作品『ピース オブ ケイク』に出演しました。そして同年にはなんと、NHKのテレビドラマ「植物男子ベランダー」に出演。そこで「大丈夫」と認められたからなのでしょうか? 4月24日にスタートしたNHK BSプレミアムの新ドラマ「奇跡の人」でついに連続ドラマ初主演を果たしてしまいました。

音楽界でもそこそこの“要注意人物”である峯田ですから、このNHKの“大英断”に当然ネット上は「NHK、大丈夫か?」とざわざわ。しかしそんな心配の声をよそに、同ドラマでも好演中。ミュージシャンを目指すもうだつが上がらず女性にももてない30代後半のダメ男・亀持一択役を山形弁で演じているわけですが、いやこれってもう“地”じゃないの?と思えるほど自然! また、一択が恋するヒロインを演じているのが「アイデン-」でも共演した麻生久美子だったりして、キャスティングした人、いやーアンタも好きねぇ!

(文/花@HEW)

最終更新:6月13日(月)21時0分

dmenu映画

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。