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行武さん宅のサボテン、48年目で初めて咲く

佐賀新聞 6月13日(月)12時2分配信

 佐賀県鳥栖市古野町の行武忱(まこと)さん(78)が自宅庭に植えたサボテンが48年目に初めて花を咲かせた。高さ約3メートルもあるサボテンの上方に白地にピンクの、直径10センチほどもある大きな花が付き、近所の人たちも見上げながら「何か良いことがあるかも」と話題になっている。

 サボテンは長女が生まれたのを記念して植えたもので、今年1月の大雪にも耐えて1週間ほど前からつぼみをふくらませていたという。

 サボテンに詳しい宮崎市のみずほ造園の甲斐三朗社長(69)によると、このサボテンは米国カリフォルニアからメキシコにかけてが原産の「岩石柱(がんせきちゅう)」とみられ、国内では九州、四国の太平洋岸など暖かい地域に分布している。表面が岩石のようにゴツゴツしていて真っすぐ上に伸びるのが特徴。初めて花を付けるまでに10年前後かかり、以降は毎年花を咲かせる可能性が高い。朝咲いて夜には落ちてしまう「一昼花」で、何百年も生きるものがあるという。

 妻のミヨ子さん(69)は「花が咲くなんて思ってもいなかったので、もうびっくり。ここ数年、夫が病気がちだが、これをきっかけに元気になってくれないかしら」と期待を込めて見守っている。

最終更新:6月13日(月)12時2分

佐賀新聞