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ベンカンと日鉄住金機工、溶接式管継手事業を統合

鉄鋼新聞 6月13日(月)6時0分配信

 溶接式管継手メーカー国内最大手のベンカン(本社・群馬県太田市、社長・岡本昭三氏)の親会社であるBJホールディングは新日鉄住金との間で、同社100%子会社で溶接式管継手・高圧ガス容器メーカーの日鉄住金機工(本社・兵庫県尼崎市、社長・垂井博明氏)とベンカンの溶接式管継手事業を今年8月1日付で統合し、新会社を設立することで基本合意した。統合後の社名は「ベンカン機工」とし、本社は群馬県太田市に置く。社長にはベンカンの岡本昭三社長が就く予定。

 ベンカンは、1947年に日本弁管工業として発足した。2001年に同社の溶接式管継手事業とメカニカルジョイント事業を継承した新会社「ベネックス」がスタート。08年12月、同社をカナドイルグループが買収して「ベンカン・ジャパン」となった。その後、13年9月にカナドイルグループから離脱。14年9月に社名を「ベンカン」に変更し、現在に至っている。
 溶接式管継手については、国内で桐生(群馬県)と尼崎(兵庫県)、海外ではタイとベトナムにそれぞれ生産拠点を持つ。
 日鉄住金機工は、53年に住友金属工業(現新日鉄住金)で鋼製溶接式管継手の製造を開始したのが事業の前身。同社鋼管事業所(現新日鉄住金尼崎製造所)から独立し、扶桑機工設立を経て64年に住金機工となった。12年10月の新日鉄住金発足と同時に商号を現行名に変更。現在、本社と足柄製造所(神奈川県南足柄市)で溶接式管継手を製造する。
 役員構成、製造拠点など詳細については今後詰めていくとしている。業界最大手が絡んだ事業統合で、これまでなかなか進まなかった溶接式管継手メーカーの再編が加速する可能性も出てきそうだ。

最終更新:6月13日(月)6時0分

鉄鋼新聞