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“日の丸金属3Dプリンター”、いよいよ来年度から販売

ニュースイッチ 6月13日(月)15時0分配信

まずは三菱重工、東芝・東芝機械、日本電子の3機種

 次世代3D積層造形技術総合開発機構(TRAFAM、東京都中央区)は国家プロジェクトとして開発する次世代金属3Dプリンターを、2017年9月にも事業化する。量産版の投入は18年度末以降だが、試作版でも既に業界最高水準の性能を確保しニーズがあることから、販売を始める。

 販売するのは三菱重工業、東芝と東芝機械、日本電子がそれぞれ開発する3機種になる見通し。各社が自社または子会社を通じて販売する。

 いずれも開発が進捗(しんちょく)しており、前倒しで事業化する。価格は1億円程度。3機種で年間30台前後の販売を見込む。

 3機種とも試作版の時点で造形速度が毎時250ccと高い性能を確保した。「この段階で買いたいというユーザーがいる」(TRAFAM)としている。18年度末までに完成予定の量産版ではさらに高速・高精度化し、価格も5000万円以下にする方針だ。

 三菱重工業、東芝と東芝機械が開発する2機種はレーザー粉体肉盛り(LMD)方式、日本電子の開発品は電子ビーム粉末焼結積層造形(SLM)方式を採用。チタン系、インコネル系などの材料に対応する。

 TRAFAMではほかにも2機種を開発している。これらも実用化のめどが立ち次第、販売を検討する。

 金属3Dプリンターでは、SLM方式を採用するドイツ・イオス、スウェーデン・アーカムなどが大手。造形速度は毎時100cc以下、価格1億円前後の装置が主流となっている。

 TRAFAMは経済産業省が旗振り役となって14年度に発足した産学官で構成する技術研究組合で、現在の組合員は32法人。16年度からはトヨタ自動車がユーザー企業として新たに参画するなど、オールジャパンでの開発体制が整いつつある。

最終更新:6月13日(月)15時0分

ニュースイッチ

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