ここから本文です

プジョーがパリでニュー「3008」をお披露目 ~SUVクロスオーバーの未来はキックボードにあり !?~

オートックワン 6月13日(月)20時0分配信

大きな使命と特別な緊張感を持って開発されたモデル

去る5月末日、プジョーがパリ近郊で新しい『3008』のお披露目発表を行った。

冒頭の挨拶で現CEOであるマクシム・ピカは3008を、9月のパリ・サロンで市販ローンチするニューモデルであると同時に、自身がトップに就任して初めてゼロより手がけたクルマと述べ、特別な思い入れを隠そうとしなかった。

プジョー 3008 (画像50枚)

現行3008がデビューした2009年当時に比べ、今や欧州市場におけるSUVクロスオーバーの販売台数は2.5倍。新車登録された10台のうち1台が、3008が属するCセグメントのSUVクロスオーバーという状況だ。SUVクロスオーバーの伸張は欧州に限ったことではなく、世界中のあらゆる地域で伸びている。

一方で、この新しい3008の開発が始まった4、5年前は、プジョーが生産拠点の閉鎖や人員削減といった危機を経験し、フランス政府や中国の資本注入を受け、ライバルであるルノーから電撃移籍でカルロス・タバレスがPSAグループの会長に就任するなど、きわめて困難な時期だった。いわばニュー3008は、拡大すべき局面で大きく拡大するという使命をもって、特別な緊張感をもって開発されたモデルなのだ。

野心作であり、自信作

プラットフォームは軽量・低重心設計で、すでに「308」で高評価を得ているEMP2。ドライブトレーンは1.2リッターターボのピュアテック130ps仕様に加え、日本市場でも1.6リッターと2リッターという2種類のディーゼル、Blue HDi 180ps仕様と同120psとアイシンAW製の6速ATの組み合わせが見込まれる。

マクシム・ピカは壇上で、「正直にいえば従来のSUVクロスオーバーは、ハンドリングにおいてベースとなる通常のハッチバックに比べ、我慢を強いるものでした。でもニュー3008はプジョー伝統のドライビング・プレジャーを余すところなく体現し、ドライビングがもたらす経験に新たな地平を切り拓くことを約束します」と述べた。野心作であるばかりか、自信作でもあるのだ。

垂直に立ったグリルやウエストラインで高さを強調する反面、コンパクトなグリーンハウスを採用するなど、ニュー3008のSUVクロスオーバーとしてのシルエットは明快さを増した。その外寸は発表値で全長4447×全幅1841×全高1624mmと、先代比で全長が+82mm、全幅は+6mm、全高は-11mm。一方でホイールベースは2675mmと+60mm伸ばされている。

結果、後席の足元や頭部、前列後列ともに左右スペースがやや広がり、室内の居住性やトランク容量(+90リットルの520リットル)も拡大した。

1/2ページ

最終更新:6月13日(月)20時0分

オートックワン

豊洲へなぜ市場移転 経緯と課題

築地から市場が移転される豊洲で、都が土壌汚染対策をしていなかったことが発覚。そもそもなぜ豊洲に移転するのか、経緯と課題を知る。