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我慢のアロンソ、「止まってもいい?」の真意

オートスポーツweb 6月13日(月)16時53分配信

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、カナダGPのレース終盤、無線でチームに「ストップしてもいい?」とたずねた。一部で誤解も生じたが、その真意は「もう一度タイヤ交換をしてもいいか」という意味だった。

2016年第7戦カナダGP フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)

 入賞圏外を走っていたアロンソが、リタイアすることを提案しているという解釈もなされたが、レース後のアロンソのコメントから、2回ストップに切り替えてプッシュしたいと提案していたことが分かった。

 アロンソは1回ストップ戦略で走ったため、セカンドスティントではソフトタイヤで53周を走らなければならなかった。タイヤをセーブすることに集中し続けるレースの中で、アロンソはチームに対して、フレッシュタイヤに交換してプッシュしてはどうかと提案した。しかしチームは、前のマシンに何かが起きたときに入賞のチャンスがめぐってくる可能性があるため、ステイアウトするよう指示した。

 アロンソは最終的に11位で完走を果たした。


「タフなレースだった。今日は戦えるだけのペースがなかったんだ」とアロンソ。

「集団の後方で単独走行していた。雨は全く降らず、セーフティカーも出なかったのはついてなかった。おかげで戦える位置に戻れるチャンスがなかった」

「周囲のドライバーたちは2回ストップで走っていたから、僕らより(1周あたり)3秒速かった。そういう状態では楽しくない」

「何も悪いところはなかったが、すごく使い込んだ古いタイヤで走っていた。そういうスティントを走っていたクルマは(周囲に)他にいなかった」

「燃料をセーブしなければならないと、ペースが2秒落ちる。しかも55周を走ったタイヤだと、走る喜びはほとんどなかった」

 しかしアロンソは、そのままなんとか1回ストップで走り切ることが一番入賞の可能性が高いのは確かであると、チームの戦略を受け入れたという。

「(1回ストップが)一番速い手段だから、それを選んだ。戦略は正しい」

「最大限のポイントをつかもうとした。終盤11位を走っていたから、入賞のチャンスがあった」

「でも周囲のドライバーたちが2回ストップで、自分より新しいタイヤで走っていると、レースをするのは難しい」

「(終盤に無線で)ストップしてはどうかと言ったのは、(フレッシュタイヤに換えれば)速いラップを楽しんで走れると思ったからだった」

「でも入賞圏内にすごく近い位置にいたから、ステイアウトしなければならなかった。結局ポイントはつかめなかったけれど」

[オートスポーツweb ]

最終更新:6月15日(水)8時15分

オートスポーツweb

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