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親の代わりに性的少数者をハグ ソウル広場のイベントが好評

ハンギョレ新聞 6月13日(月)12時27分配信

「ありのままのあなたが大好き」 過去最高の5万人が参加、反対集会も

ソウル広場クィオ祭でフリーハグ
「支える親がいるからがんばって」
「嫌悪反対」のクリスチャンによる聖餐式

 ポミさん(50、活動名)は11日、ソウル中区のソウル広場で開かれた「2016クィオ文化祭」で、「性的少数者父母会(父母会)」が設けたブースに立ち寄った学生をしばらく抱き寄せた。ポミさんはブースに立ち寄った人たちに両手の親指を立てながら「愛しています。よく来ましたね。がんばってね」と話しかけた。

 父母会は同日、クィオ祭で子供と同年代の性的少数者たちに「ありのままのあなたを愛している」という気持ちを込めた「フリーハグ」のイベントを行った。同会運営委員のポミさんは12日、ハンギョレとの電話インタビューで「ハグされた何人かの人は、自分の母親のように感じたのか泣きだす人もいて、親に(性的少数者という事実を)堂々と話して認められたらどんなに素晴らしいか、考えていたみたいです」と話した。ブース付近に設置されたメモ版には「いつかは話すつもりです…嘘をつかずに」、「性的少数者の父母会があるのを知って驚きました。ありがとうございます」というメッセージが残されていた。

 ポミさんは「性的少数者の子供がいても両親が何もしない場合が多いけど、親の集まりがあるので関心を持って訪ねてきてもらいたい」、「当事者の人たちに、自分を支持してくれる親がいるという事実を伝えるだけでも意味があります」と呼びかけた。

 同日のクィオ祭では、性的少数者に対する嫌悪の拡散を憂慮するクリスチャンによる聖餐会が開かれ、注目を集めた。「性的少数者の嫌悪と排除の拡散を憂慮するメソジスト牧師や信徒会、メソジストクィアともに」は、他のクリスチャンらと共にソウル広場の片隅に「レインボーイエス」というブースを設けた。「今日、聖霊が施している祭りを味わったすべての者が、世間が課したすべての虚飾と偏見を脱ぎ棄て、真の自由を享受できるように」という祈りが広場に静かに響き渡った。

 聖餐式はキリスト教でイエスの最後の食事を再現する儀式で、イエスキリストの犠牲と愛を記憶し、その中で「私たちは一つ」という意味を持つ。ソンドル香隣教会のイム・ボラ牧師は「誰でも差別を受けない平等な世の中を作るのが宗教の役割」と話した。

 一方、ソウル広場の向かい側にある徳寿宮の大漢門前では「同性愛クィオ祭反対国民大会」が開かれた。演説の途中で集会参加者らは「同性愛アウト(OUT)」などと書かれたプラカードを振りかざし「アーメン」と叫んだ。クィオ文化祭主催者は同日、過去最高の5万人余りが訪ねてきたと明らかにした。一部のキリスト教保守団体の対抗集会で衝突が予想されたが、イベントは衝突が発生せずに終了した。

パク・スジン、パク・スジ、コ・ハンソル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:6月13日(月)12時27分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。