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【Chart insight of insight】AKB48の圧勝ぶりと、その座を脅かすFlower大躍進のその訳は?

Billboard Japan 6月13日(月)11時30分配信

 もう圧巻としか言い様がない今週のHot100。AKB48の新曲「翼はいらない」が、ダントツで首位を獲得した(【表1】)。

 今作は、懐かしのフォークソング風というかなりの変化球。メロディーやアレンジもそうだが、タイトルの付け方やホイチョイ・プロダクションズの馬場康夫監督が手がけたミュージック・ビデオも含めて、イメージ戦略も巧妙。241.7万枚を売上げ、他の楽曲に大差を付けた。もちろん、売上だけでも大きなポイントだが、楽曲の評価の高さからラジオでのオンエア回数も急上昇(緑のグラフ)。ツイッターのつぶやき回数も上々だ(水色のグラフ)。シングルの形態違いが多数あることや、総選挙の投票券が封入されているなどでの賛否両論も聞かれるが。いきなりダブルミリオンを売り上げる強さは、他にはない。

 一方、2位をマークしているのが、Flowerの新曲「やさしさで溢れるように」(【表2】)。タイトルを見ただけで気付いた人も多いだろうが、この曲はJUJUが2009年にヒットさせたシングル・ナンバーのカヴァー。封切りされたばかりの映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の主題歌になっており、パブリシティもかなり多いので、これまでにはない初動を見せている。実売の結果はもちろん、ツイッターのつぶやき数(水色のグラフ)やラジオのオンエア回数(緑のグラフ)も上々だが、なんといっても動画再生数1位というのがこの曲の強みだろう(赤のグラフ)。岩田剛典と高畑充希の両主役が演じる映画のシーンを織り交ぜたことが幸いし、興行成績次第ではさらに再生数が伸びてロングセラーの兆しも見えるはず。AKB48をはじめとする強豪にどこまで対抗できるか、今後も注目したい。text by 栗本斉

最終更新:6月13日(月)11時30分

Billboard Japan

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。