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【完全レポ】「もっとでかいステージへ」GrandStand、約束の一歩目、レコ発ワンマンを観た!

RO69(アールオーロック) 6/13(月) 18:10配信

GrandStandが、6月11日にワンマンライブ「1/7000000000」を代官山LOOPで開催した。RO69では、この模様を写真とレポートでお届けする。

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●セットリスト
1.OneStep
2.ケセラセラ
3.SNS
4.どうもありが党
5.Drive
6.3分間本能料理
7.リトルダンサー
8.for you
9.Calling
10.World! World! World!
11.べらんめえ
12.HERO
13.I was born to live
14.1/7000000000
(encore)
15.初恋
16.MAWASE


「RO69JACK 2015 for COUNTDOWN JAPAN」で優勝し、COUNTDOWN JAPAN 15/16への出演を果たしたことも記憶に新しいGrandStand。そんな彼らが2016年6月11日(土)に代官山LOOPでレコ発ワンマンライブ「1/7000000000」を開催した。祝日のない6月に一時の悦楽を与えた一夜について、さっそくレポートしていく!

天井の高いオシャレな会場が開演を待ちきれない人たちで賑わう中、SEが流れメンバーが入場する。同時に、観客は拍手とコールで熱烈歓迎。その様子にメンバーたちは嬉しそうな様子だが、「今日という日をみんな、そして俺らにとって大事な一歩目にする。いこうか!」と光(Vo)が叫び、“One Step”の演奏へ入るやいなや一気に真剣な眼差しへ。《また結んで解いて結び直して立ち上がった/この目には曇りがない One Step》と、力強い声を響かせる。新作発売から3日しか経っていないが、観客は腕を振り、飛び跳ねながら全力で楽しんでいる。

ロケットスタートをばっちりキメた後は、メロコアの底抜けな楽しさと壮大なコーラスが噛み合う“どうもありが党”、ミドルテンポで踊らせる“Drive”などを披露。この2曲を始め、随所でドラム以外のメンバーが村磯(Dr)のほうへ体と目線を向けながら曲を締めくくる姿が観られ、バンドの絆を象徴していた。屋台骨を支えるMURAISO、一卵性双生児の、文字通りツインボーカルを担う祐輝(Vo・G)と光、そしてサポートを務めるシンジ(G)たちは、衣装と楽器のカラーをなんとなく白で合わせている。ところが、真っ青なシャツに真っ赤なベースと異彩を放つのが一真(B)だ。涼しい顔で卓越したスキルを見せるのも目を引くが、極めつけは次の“3分間本能料理”。料理がテーマということでステージ上の全員がエプロン姿になったのだけど、一真の胸元にはうさぎの刺繍が。悔しいかな(?)、か……かわいい。

中盤は祐輝がアコースティック・ギターを手に取り、しっとりとした“リトルダンサー”、“for you”を届ける。特に、それまでラップや野太い歌で男らしくフロアを煽っていた光が、胸に手を当てながら声を絞り出す姿にグッときた。ドラムソロを挟み、ここからは再び疾走モード。大空を駆けるような祐輝のハイトーンボーカル、腰を揺らす光のフロウ、いなたいソウル/ファンクから最前線のスクリーモまでを弾きこなす楽器陣が渾然一体となって絶頂へ導く。楽しい、の次にまた楽しいという感情が湧く無限スパイラル! 

“べらんめえ”が終わると、光がMCを始めた。「RO69JACKはみんなのおかげ、そしてみんなと一緒に優勝することができました。だけどね、またあのステージに出たい、そしてもっと大きなステージに出たいと気づけたんだ。だから宣言します! またあのステージに、そしてもっとでかいステージに、みんなと一緒に立つ!」この宣誓を噛みしめるように、会場は一瞬の静寂に包まれた。

熱い想いを抱えて演奏へ戻ると、イギリスのレジェンド、クイーンをオマージュした“I was born to live”に続き、本編ラストは“1/7000000000”。地球上でたったひとりの「あなた」へ捧ぐ、未来を照らす灯台のようなタイトルナンバーが、フロアを万感の笑顔でいっぱいにさせた。アンコールは“初恋”と“MAWASE”。じっくりと心震わせ、タオルをブン回させ、本当の終幕を飾る。去り際、祐輝が「アモーレ!」と言いながらハートマークを、同時に光がピースサインを掲げたが、まさにラブ&ピースのハートフルな雰囲気に満ちた公演となった。

GrandStandは、《同じ阿保なら踊らにゃ損損》(“べらんめえ”)なんて歌うなど、能天気なパーティーバンドに思えるかもしれない。しかし《僕らはまた傷負うけど/それでもまた歩き出そう》(“1/7000000000”)や《嘘みたく時に現実は/薄汚れていて夢さえも見えない/だから「今」を夢みたく綺麗な/日々に変えていこう》とも歌っている。音楽活動も、まして人生も楽ではない。苦しみを味わったことがあるからこそ、二度とないその瞬間の幸せを抱きしめられる。そしてそんな気持ちを吐き出して終わるのではなく、ユーモアと実力でエンターテインメントに昇華できる稀有な存在が、このGrandStandというバンドなのだ。この日のライブに彼らの芯を見ると同時に、未来の明るい可能性を感じられた。(秋摩竜太郎)

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RO69(アールオーロック)

最終更新:6/13(月) 18:10

RO69(アールオーロック)

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