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沖縄の赤字法人率、8年連続で全国最低の背景は?

沖縄タイムス 6月14日(火)5時5分配信

 東京商工リサーチ沖縄支店が13日公表した2014年度全国都道府県別赤字法人率ランキングによると、沖縄の赤字法人率は前年度比1・17ポイント低下して62・55%となり、8年連続で全国最低となった。好調な観光や建設業などを中心に、県内景気は堅調さを維持。倒産件数が低水準で推移していることに加え、起業も多く、法人増加率は3・48%で全国トップだった。
 国税庁の「税務統計」から作成。株式会社など営利目的の普通法人のうち、14年4月から15年3月末に事業年度を終了した法人が対象。
 沖縄の14年度の法人数は前年度比3・48%(697社)増の2万754社で7年連続の増加。一方、赤字法人数は1・56%(200社)の増加にとどまり、赤字法人率は3年連続で低下した。
 沖縄は倒産件数も低調に推移。14年度の倒産発生率は前年度比0・04ポイント低下し、0・31%。景気回復や金融支援効果が表れている。
 全国の法人数合計は前年度比0・73%増の262万8476社。そのうち赤字法人数は1・5%減の184万5985社で、全国平均の赤字法人率は1・59ポイント低下、70・23%となった。前年度との比較では46都道府県が赤字法人率が縮小、福島だけが0・17ポイント拡大した。
 全国で赤字法人率が最も高かったのは8年連続で徳島(77・56%)。次いで長野74・88%、静岡73・57%、香川73・44%、神奈川73・29%、群馬72・96%などの順。一方、低かったのは沖縄をはじめ、青森63・10%、岩手63・21%、福島64・20%、宮城65・58%、富山66・02%などだった。

最終更新:6月14日(火)5時5分

沖縄タイムス