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アジア進出支援へ情報収集 西京銀行、那覇に事務所開設

沖縄タイムス 6/14(火) 5:04配信

 山口県に本店を置く西京銀行(周南市、平岡英雄頭取)は13日、那覇市久茂地に沖縄事務所を開設した。柳井博所長ら行員2人が常駐し、山口県内の取引先企業のアジア展開支援を手掛ける。「当面は預金や融資を取り扱う予定はない」との考え。柳井所長は「しっかりと形のあるものに仕上げていく」と抱負を語り、沖縄県や外郭団体を中心に情報収集を進める。
 西京銀沖縄事務所は久茂地の昭英ビル4階に構え、広さは約66平方メートル。那覇空港の国際物流ハブ、物流特区の強みを生かして、山口県の農水産物の販路拡大や製造拠点の設置を狙う。
 柳井所長らは5月末、山口県や岩国市、長門市の担当者と共に那覇空港ANA新貨物上屋を視察した。物流ハブを運用するANAカーゴとヤマト運輸は、農水産品輸出に向けた地方自治体との連携協定に意欲的で、山口県にも声を掛けている。金融機関が枠組みに参加する事例もあり、柳井所長は「選択肢としてあり得る」と話す。
 同行の沖縄進出には、昨年11月に沖縄県と共催で開いたセミナーの地元での反響の大きさがある。セミナーから7カ月後の事務所開設に、沖縄県商工労働部は「ここまでのスピード感で進むとは予想しなかった」と驚く。より詳細で最新の情報を提供し、山口県企業の誘致に弾みをつける。「アジアの玄関口としての優位性を示したい」と述べた。

最終更新:6/14(火) 5:04

沖縄タイムス

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