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阪神の株主総会に異変?! 阪神の株主は金本監督の「超変革」を支持

THE PAGE 6月14日(火)13時18分配信

 阪急阪神ホールディングス株式会社の定時株主総会が14日、大阪北区の梅田芸術劇場で行われ、その中で、金本新監督を迎え、「超革命」に取り組みながら交流戦で4勝8敗と負け越して、現在借金「4」で5位と苦しむ阪神タイガースに関する質問、意見が株主から出た。
 “物言う株主”からの阪神タイガースへ向けての厳しい質問は、株主総会での風物詩のようなもので、昨年は「もう岡田元監督に代えろ!」などという爆弾発言まであったが、今年の総会は金本監督が進めている「超変革」効果で、一種の異変が生まれていた。

 例年、タイガース関連の質問は、総会の最後の方か、少し話題が停滞したときに出るものだが、この日は2番目の質問で、タイガースに関する意見が出た。
 まずは、ラフな格好をしている中年男性が、「タイガースが超変革をされている、素晴らしい。去年、一昨年と、怖いことを言っている株主さんもいましたが、今年は若手を使うなど、ようやってくれている。ファンは、これを求めていた。ただ、会社もそうだが、借金はよくない」

 ロッテ、日ハムの交流戦の6試合で1勝5敗と苦しんでいる現状に対して、チクリと皮肉もあったが、株主の評価は高かった。タイガースのユニホームを着た中年男性も、昨年に続き質問に立ち、この人も、借金生活は不満視しながらも超変革を支持する意見を述べた。

「超変革というスローガンを掲げていますが、今の成績はどうかなという感じで、変革詐欺と言われても仕方がないのでしょうが、若い選手を積極的に起用してくれているのはうれしい限りです。特に原口は、育成に落ちて、だめかな(という状態から)支配下登録され即レギュラーとなり、月間MVPまで取りました。金本、掛布の連携がうまくいっているのは素晴らしいこと。(原口は)伸び悩む若い人、怪我に悩む選手に希望を与えてくれています。秋口には、セを制覇、クライマックスから日本一という3本締めで、満額回答をもらえるものと期待しています。まあ、期待をうらぎられるのが、阪神ファンなんですが」

 金本監督は、開幕からルーキーの高山、3年目の横田をラインナップに並べ、育成上がりの原口、陽川、北條、江越らの若手野手だけでなく、投手陣も岩貞がブレイク、ルーキーの青柳を先発抜擢するなどの大胆な積極起用を続けてきた。チーム成績が伴わずファンの間では、強引な若手起用への賛否も出始めていたのだが、株主は、金本監督の「超変革」を支持しているのだ。
 
 これらの意見に対して、阪神の百北幸司・取締役が、「超変革というお褒めの言葉をいただき、ありがとうございます。今シーズンは金本監督を迎え、ファームには掛布監督を迎え、新しいコーチで超変革を進めています。若手登用は今までの課題でしたが、今シーズンは若手に活躍の機会が増えています。引き続き応援をよろしくお願いします」と笑顔で答えた。

 阪神関連の質問は、球場設備の改修要望を含めると、計4人だったが、中には、いつものように辛らつな質問をする株主もいた。何が飛び出るかわからない総会らしい現状の核心をつく質問。
 愛知からきた82歳の70年にわたるタイガースファンだという男性だった。
   

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最終更新:6月14日(火)18時4分

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