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コブクロ 布袋寅泰とのコラボ曲も収録した最新アルバム『TIMELESS WORLD』/インタビュー1

エキサイトミュージック 6月14日(火)0時15分配信

 
■コブクロ/New Album『TIMELESS WORLD』インタビュー(1/3)

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ストレッチをするかのように、「こんな曲もあんな曲も作ろう!」って楽しんでいました(小渕)

『One Song From Two Hearts』以来、およそ2年半ぶりのオリジナルアルバム『TIMELESS WORLD』を完成させたコブクロ。2014年にリリースしたシングル「陽だまりの道」以降、映画やドラマ、CM、さらには大阪マラソンのテーマソングなど、様々な形でのタイアップで多くの人々に届けられた楽曲のほか、布袋寅泰とのコラボ曲「NO PAIN, NO GAIN」も収録されており、まさに盛りだくさんで贅沢な1枚に仕上がった。ジャケットとアルバムタイトルはおよそ10年前にリリースしたアルバム『NAMELESS WORLD』とリンクしており、前作からの2年半だけでなく、この10年間の想いも込められた作品と言えるだろう。このアルバムが出来た経緯、この作品で伝えたいことなどを小渕健太郎と黒田俊介に語ってもらった。
(取材・文/田中隆信)

2年半かけたから作れたアルバム(黒田)

――ついにアルバムが完成しましたね。

小渕健太郎(以下、小渕):はい、2年半ぶりのアルバムです。一昨年、『陽だまりの道』をリリースして、ツアー(KOBUKURO LIVE TOUR 2014“陽だまりの道”)を行ったんですけど、その時伝えたメッセージが「光の中、自分の大切な人と進む道。それが旅である」ということでした。曲の内容そのまんまなんですけど、この曲とそのツアーが今回のアルバムを作るきっかけになったと思います。そのあとの2015年の春からのツアー(KOBUKURO LIVE TOUR 2015“奇跡”)は、ライブで巻き起こせる様々な奇跡がより感じられるものになりました。ライブを重ねるごとに、聴く人の気持ちと歌う側の気持ちが一つになる感じだったんですよね。今振り返ってみると、この二つのツアーを経て、たくさんのものを感じ取ったり、吸収したりしながら、今回のアルバムに気持ちが向かっていったような気がします。


黒田俊介(以下、黒田):「あ、そんなに出してなかったんだ」っていうのが正直な感想です(笑)。「陽だまりの道」や「Twilight」なんて、はるか昔に作った曲っていう感覚ですから。まぁでも、2年半も時間をかけてアルバムが作れるというのは本当にありがたいことだなって思います。

――15曲収録されていて、曲のタイプも様々ですし、これまで以上に振り幅が広い1枚になっているなというのが、聴かせてもらった最初の感想でした。

小渕:まさにそんなアルバムだと思います。曲調の幅が広がっているのもありますけど、こんなにアップテンポな曲が多いアルバムって、これまでになかったと思います。コブクロのアルバムって、少し静かな曲が7割ぐらい占めることが多いんですけど、「未来」が出来た時、小さな小さな出来事というか、か細い気持ちをしっとりと歌えたので、しっとりした曲はこれ以上は要らないんじゃないかなって。なので、「未来」以降は、ストレッチをするかのように、「こんな曲もあんな曲も作ろう!」って楽しんでいました。

黒田:うん。ホントにいろんな曲がありますよね。さっきも言いましたけど、2年半かけて作れたからやと思うんです。短期間で作ると、どうしても似通った曲が多くなってしまいますから。


――活動の時期によってアルバムをリリースする間隔は違ってきていると思いますが、じっくり作れたからこそ、今回のようなアルバムが作れたという感じでしょうか。

小渕:昔は一年に一枚のペースでアルバムを出してましたから、例えばアルバム収録曲が12曲だとすると、シングル曲とカップリング曲で5~6曲ぐらいあって、残りの6~7曲はアルバムのために作る新曲だったわけです。僕の感覚としては、12人が一緒に走らないといけないのに、あと5人足りない!って。でも今は、CMやドラマ、映画などのタイアップのお話をたくさんいただいたりして、そのたびに曲を作ってきたので、「足りない!」じゃなく、走りたいヤツがいっぱいいる状態なんです。「お前はシングルのカップリングで入れただろ? そやから今回はごめん!」って感じです(笑)。

黒田:でも、それぐらい走りたいヤツがいっぱいいるのに、こんなこと言ってきたんですよ。「アルバム用にあと1曲、書いた方がええと思うなぁ」って。

――選手は揃ってるけど、どうしてもそういうタイプの選手が一人欲しかったということですか?

小渕:そうなんです。なので「どうしても黒田の1曲が欲しい!」って。

黒田:「えぇ!? ウソーーーーーーーーーーーーーーッ!!」って心の中でものすごい声量で叫びました。小渕さんには聞こえてなかったみたいやけど。

小渕:(爆笑)

黒田:代表選手が揃ってるのに、未知数でもいいから可能性のある選手を探してきてほしいって言われたぐらいのショックとプレッシャーでしたよ。


――CMソング、映画やドラマの主題歌など、よく耳にしてきた曲がたっぷり入った盛りだくさんなアルバムですけど、タイトルとジャケットも気になっています。

小渕:今年の1月頃、アルバム用の曲がまだ何曲かできてなかった時期に、「そろそろアルバムのタイトルとか決めなきゃね」って話になったんです。昨年リリースしたシングル『未来』がジャケットを含め、その10年前に出した『桜』と繋がるものにしたので、「じゃあ、その頃のアルバムって何だっけ?」って言いつつ、引っ張り出してきたら『NAMELESS WORLD』だったわけです。ジャケットの真ん中が空いてますよね。「ここに何か描いてもええんちゃう?」「何にする?」って。でも、まずはタイトル決めてからにしようってことになって、『NAMELESS 何とか』とか『何とかLESS WORLD』とか、このアルバムにひっかけたタイトルでもいいんじゃないかって盛り上がって、それから一週間ぐらい経った頃かな? ポン!と出てきたのが『TIMELESS WORLD』だったんです。「時を超える! いいね」って全員が納得し、ジャケットの真ん中に描くものも決まって、いろんなことがどんどん決まっていきました。

――ちょっとしたアイデアを共有することで、そこからイメージが膨らんでいった感じですかね。

小渕:僕は思いついたことがあるとすぐに黒田に電話して伝えるんですけど。


黒田:そう! 突然電話がかかってくるんです。しかも、いろいろ話して切った後にすぐかかってきたり。「まだ10分しか経ってないじゃん!」って。そしたら翌朝もまた電話がかかってきて、「今度は何?」って思いながら出たら誤発信やったっていう(笑)。ホンマ、ワケわからん。僕はこれを“小渕地獄”と呼んでます。

小渕:会って話せばいいと思うでしょう? でも、ちょっと時間が経ったら考えが変わったりすることもよくありますから、電話で伝えるのが一番なんです。ちょっとしたアイデアだったりするんですよ。それがダメだったらダメでいいんです。でも、いろいろ出し合う方が面白いんです。

黒田:僕もそこは同じ考えなんです。面白いのが一番だなって思いますから。でも、もうちょっと固まってからでもいいと思うよ、電話かけてくるのは(笑)。



≪リリース情報≫
New Album
『TIMELESS WORLD』
2016.06.15リリース

【初回限定盤】CD+DVD  
WPZL-31195~96 / ¥4,500(税抜)
【通常盤】CD
WPCL-12389 / ¥3,000(税抜)

[収録曲]
1. SUNRISE
2. 未来
3. 何故、旅をするのだろう
4. tOKi meki
5. SNIFF OUT!
6. サイ(レ)ン
7. hana
8. 星が綺麗な夜でした
9. Twilight
10. Tearless
11. 陽だまりの道
12. 42.195km 
13. 奇跡
14. NO PAIN, NO GAIN feat.布袋寅泰
15. STAGE

≪ツアー情報≫
【KOBUKURO LIVE TOUR 2016 supported by Ghana】
2016年8月27日(土)札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
2016年8月28日(日)札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
2016年9月10日(土)広島グリーンアリーナ
2016年9月11日(日)広島グリーンアリーナ 
2016年9月21日(水)名古屋・日本ガイシホール
2016年9月22日(木・祝)名古屋・日本ガイシホール
2016年10月1日(土)名古屋・日本ガイシホール
2016年10月2日(日)名古屋・日本ガイシホール 
2016年10月8日(土)愛媛・ひめぎんホール・メインホール
2016年10月9日(日)愛媛・ひめぎんホール・メインホール
2016年10月24日(月)日本武道館
2016年10月25日(火)日本武道館
2016年11月2日(水)仙台サンプラザホール
2016年11月3日(木・祝)仙台サンプラザホール
2016年11月9日(水)新潟県民会館
2016年11月10日(木)新潟県民会館
2016年11月19日(土)さいたまスーパーアリーナ
2016年11月20日(日)さいたまスーパーアリーナ
2016年11月26日(土)マリンメッセ福岡 
2016年11月27日(日)マリンメッセ福岡
2016年12月5日(月)宮崎市民文化ホール
2016年12月6日(火)宮崎市民文化ホール
2016年12月17日(土)京セラドーム大阪
2016年12月18日(日)京セラドーム大阪

最終更新:6月14日(火)23時45分

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