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英国風メイドのおもてなし 念願の喫茶店開業

北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ 6月14日(火)11時29分配信

 小矢部市在住の梶雅(みやび)さんが同市埴生の空き店舗を活用し、英国風メイドのおもてなしが体験できる「喫茶メルト」を開業した。三井アウトレットパーク北陸小矢部のオープンで注目を集める古里で念願がかない、「訪れる人や小矢部を元気にしたい」と話す。

 ゴルフ練習場のロイヤルメドウゴルフクラブ内にあり、店を彩る花の壁紙やシャンデリア、飾り棚が英国の邸宅の雰囲気を感じさせる。クラシックな黒のロングのメイド服を着た梶さんが、手作りの菓子や紅茶などを出し、非日常のくつろぎの時間を提供する。幼少時に抱いたエプロンを着けて働く女性への憧れ、客同士の縁をつなげる「お手伝い」としてメイド服を衣装に選んだ。

 菓子作りが好きで菓子店や喫茶店を開くのが幼少期の夢だった。服飾の専門学校卒業後はさまざまな仕事に携わり、転機となったのは2013年秋。地元の喫茶店を訪れた際、店を営む自分より若い女性から夢に向かい歩き出すよう後押しされた。

 14年秋からみやの森カフェ(砺波市)のスペースを借りてメイドが営む喫茶メルトを週1回開き、要望に応じて出張する移動喫茶を始めた。地元で店を開く場所を探していたところ、夢を後押ししてくれた女性が営んでいた喫茶店が空き店舗となっているのを知り、夢の出発点に選んだ。

 夢があるのにどうしていいか分からない人を応援する場にしたいという。来店客は「訪れたらメイドさんが出てくる不思議な空間。小矢部に新しい風が吹いてきた」と期待する。

 梶さんは市民劇団「めるへん劇団」に所属し、市観光協会で働いた経験も持つ。アウトレット開業に向け、市が14年秋に開いた商業まちづくり塾の熟生の一人。「この店を通じ新たな交流人口が生まれれば。小矢部のにぎわいづくりに一石を投じたい」と話している。

最終更新:6月14日(火)11時29分

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