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【NJKF】国崇、地元岡山で復活のKO勝ち、ISKA世界王座防衛

イーファイト 6月14日(火)23時32分配信

NJKF拳之会
格闘技イベント「NJKF拳之会主催興行11th ~NJKF2016 3rd~」
2016年6月12日(日)岡山・山陽ハイツ体育館

【フォト】左ボディでKO勝ちした国崇

▼第8試合 メインイベント ISKAムエタイ世界フェザー級タイトルマッチ 3分5R ※ヒジあり
○国崇(拳之会/ISKAムエタイ世界フェザー級王者、元WBCムエタイ インターナショナル スーパーバンタム級王者)
KO 3R 2分10秒 ※左ボディ
●”The Mout” ヤッシーン・モゥタチ(ベルギー/ナイトジム/ISKAムエタイ世界フェザー級5位、ISKAムエタイベルギー王者、IKFムエタイヨーロッパ王者)
※国崇が初防衛に成功

 毎年恒例となっている拳之会興行、今回のメインは国崇の保持するISKAムエタイ世界フェザー級王座の防衛戦。国崇は13年9月に大阪で同級の暫定王座を獲得。その後、当時の正規王者が防衛戦を行えなかったため、半年後の14年3月に正規王者として認定された。今回はその初防衛戦にあたる。

 挑戦者は同級世界5位でISKAムエタイ・ベルギー王者でもあるヤッシーン。21歳の若さで43戦のキャリアを持ち、すでにヨーロッパでいくつもの王座を獲得しているファイターだ。

 試合が始まると、まず超満員の観客の目を引いたのはヤッシーンのアグレッシブな攻撃。スピーディーに距離を詰め、ヒジやバックブローをダイナミックに繰り出してくる。ただの大振りではなく、「当たれば危ない」という可能性を予感させる攻めに、場内が沸く。

 しかし国崇は冷静にヤッシーンの動きを見切り、それらの攻撃をかわしてはカウンターのヒジやローをヒットさせて応戦。1R中にはハイキックもヒットした上に、後半には左ヒジでダウンを奪うことに成功。ダメージはそれほどでもなかったようで、ヤッシーンはすぐに立ち上がり「効いてない」とアピール。国崇はそんなヤッシーンに得意技の左ボディも打ち込んでいく。

 2Rもヤッシーンはアグレッシブに前進。2回転ハイキックなどを繰り出し、ハイや顔面への前蹴り、パンチをヒットする場面も。ヤッシーンの猛攻に引っ張られるように国崇もギアを上げ、バックヒジなどを繰り出していく。ラウンド中盤からはローと左ボディがヒットしてヤッシーンの動きがやや減速。

 そして3R、国崇はミドルとボディでヤッシーンを追い詰めていく。ローも確実に効いており、手数が明らかに減ったヤッシーンをコーナーに詰めると左ボディ一閃。これでうずくまるようにダウンしたヤッシーンはそのまま立ち上がることができず、国崇のKO勝ちとなった。

 地元で初の世界タイトルマッチ、初防衛戦、さらにセミ前から拳之会の選手たちが連続KO勝利していたこともあって「プレッシャーがすごかった」という国崇だが、戦前の予告通り「相手がガンガン出てきても、グチャグチャになってもいいから攻める」というプランを冷静沈着に遂行し勝利を獲得。

 デビューから16年、この試合で80戦目を終えた豊富なキャリアの持ち主だが、「やめることはまだ全然考えてない。まだまだ強いヤツとやっていくだけ」と、いつも通り飄々とコメントした。

最終更新:6月14日(火)23時32分

イーファイト