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若松=タイ、いわき=サモア 東京五輪ホストタウン2次登録決定

福島民報 6月14日(火)12時23分配信

 2020年東京五輪・パラリンピックに参加する海外の選手らと地域住民の交流を促進する「ホストタウン」構想で、政府は27都府県の市町などが申請した47件の計画を第二次登録として決定した。福島県内からは会津若松市とタイ、いわき市とサモアの交流計画が選ばれた。遠藤利明五輪相が14日の記者会見で発表する。
 会津若松市は仏教徒が多く親日的なタイからの観光誘客に力を入れている一方、昨年4月にはタイの企業の関連会社と大規模太陽光発電事業の協定を結んだ。こうしたつながりを生かし、事前合宿誘致を進める。
 タイでは雪がほとんど降らないため、冬のイベントへの誘客などを通じて人的交流を促進する。
 政府はこれまでに、タイのホストタウンとして北九州市(福岡県)と美郷町(秋田県)を登録している。
 いわき市は昨年5月に市内で太平洋・島サミットが開催された縁を生かし、サモアの事前合宿誘致を目指す。同国などの参加を得て太平洋諸国舞踊祭を開催し、一層の交流を図る。
 市内のスパリゾートハワイアンズを運営する常磐興産(本社・いわき市)の社内に3月、国内初のサモア名誉領事館が開設された。ハワイアンズのポリネシアンショーで、サモアの女性の踊りとファイヤーナイフダンスを取り入れている。
 ホストタウン構想は五輪開催の効果を全国に波及させ、観光振興や地方創生につなげるのが狙いで、各自治体はゆかりのある国や競技の事前合宿誘致を目指している。ホストタウンに登録されると施設改修などで国から費用補助を受けられる。
 一次登録で選ばれた44件と合わせ、全体で計91件となった。

福島民報社

最終更新:6月14日(火)12時32分

福島民報