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ロッテ裏金疑惑 さらに15か所を家宅捜索=韓国検察

聯合ニュース 6月14日(火)15時58分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国ロッテグループの裏金づくりをめぐる疑惑を捜査中のソウル中央地検は14日、グループ主要系列会社に対する2回目の家宅捜索を行った。検察はグループの事実上の持ち株会社、ホテルロッテによるリゾート事業部門の合併・買収(M&A)の過程で、創業家一族が横領・背任などの不正を行った形跡をつかんだとされる。

 同地検はこの日、ロッテ建設、ロッテケミカル、ロッテ七星飲料、ロッテドットコムなど系列会社約10社の関係先、計15か所に対する家宅捜査を行った。

 ホテルロッテ系列のロッテ済州リゾート、ロッテ扶余リゾート、釜山ロッテホテルなども対象となっている。

 またロッテケミカルの許寿永(ホ・スヨン)代表取締役ら、役員の自宅にも家宅捜索が入ったもようだ。許氏ら役員には出国禁止措置が出された。

 検察は関係先からパソコンのハードディスクや会計帳簿、系列会社間の内部取引資料、土地や金融取引の明細書などを押収したとされる。

 ロッテ系列会社への家宅捜索は10日に続いて2回目。今回、家宅捜索が入った系列会社は全てロッテ済州・ロッテ扶余リゾートの株主だったという共通点がある。これらの系列会社と共に不正疑惑の中心にいるロッテショッピングも両社の株主だった。

 ホテルロッテは、2013年8月に両社を買収・合併した。ロッテ側は当時、買収・合併について、リゾート事業の相乗効果を最大化し経営の効率性を高めることで競争力を強化し株主の利益向上を図ると説明していた。

 しかし、ホテルロッテ側がリゾート用地を相場よりも大幅に安い価格で購入し不当な利益を得たという疑惑が出ている。

 検察はホテルロッテが買収・合併の過程で用地の価値を相場よりも高く設定するか、取引価格を実際よりも高く計上し、創業家一族の裏金をつくったのではないかとみて捜査を進めているとされる。

 これに対しロッテ側は、「(用地の)価格は任意で決めたのではなく、資産については外部会計法人で、不動産については不動産評価法人で評価を受け合法的に買収した」と説明したようだ。

 一部では今回の裏金疑惑についての捜査が、ロッテ建設が施工した第2ロッテワールドの建設許可をめぐる不正疑惑への捜査につながるのではないかという観測も出ている。

 第2ロッテワールドの施工社はロッテ物産だ。

 ロッテ建設は昨年も裏金疑惑が持ち上がり検察の捜査を受けた。

 また、ロッテケミカルは海外から原料を仕入れた際、系列会社を通して購入したように見せ、取引価格を水増しする方法で裏金をつくったという疑惑が提起されている。

最終更新:6月14日(火)16時5分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。