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コパアメリカ2016 ブラジル、残念すぎるグループリーグ敗退!

MEGABRASIL 6月14日(火)8時23分配信

ペルーの決勝点は疑惑の「神の手」!?

6月12日(日)(日本時間13日(月))、ブラジルにとってコパアメリカセンテナリオUSA2016のグループリーグの第3試合がボストンのフォックスボロ・スタジアムで行われた。対戦相手はペルーだった。

先発メンバーは、第1戦、2戦から初めて変更を加えていた。

カゼミーロが出場停止ということもあるが、前試合でなかなかの活躍をしたガビゴウ(ガブリエウ・バルボーザ)とルーカス・リマのサントスコンビ、そしてCBにはミランダ(インテルミラノ)が入っており、キャプテンマークもミランダがつけていた。

ペルーには、コリンチャンスでの活躍も記憶に新しいゲレーロがキャプテンとして出場していた。現在もブラジルの名門チームであるフラメンゴに所属している。

試合は終始ブラジルが支配していた。

前半などは、ペルーのシュートはゼロだった。一方的な試合だった。

後半の立ち上がりに、ペルーにいい位置でのフリーキックがあったが、それ以外はブラジルが圧倒的に攻めていた。

ブラジルは攻撃を組み立てられていた。ガビゴウもよい動きをしていたし、コウチーニョも前試合での活躍を彷彿させるようなプレーも見せていたし、相変わらず、ダニエウ・アウヴェス、フェリペ・ルイスの両SBも相当に攻撃に絡んでおり、10番をつけたルーカス・リマも悪くなかったと思う。

しかし、ゴールだけが決まらないのだ。

そんな中、一瞬の隙を衝かれ、ペルーにゴールが生まれた。後半30分のことである。これが、疑惑の「神の手」とも呼ばれているものだ。

ブラジル選手の猛抗議により、試合は2~3分ほど中断し、審判団も無線などを使い協議しているようだった。長い協議の末、一旦取り消されたゴールは認められることとなった。

その協議が済んだ直後にビデオテープが流されたが、明らかなハンドだった。審判団はいったい何を協議していたのかと言いたいところだ。私のような、単なるファンならまだいいが、選手や監督、チーム関係者にとってこの判定はたまらないだろう。

その後、約15分間、ブラジルは必死に攻めたが、ゴールは遠かった。

アディショナルタイムは6分あったが、ゴールは奪えず、0-1でタイムアップ。ブラジルのグループリーグ敗退が決まった。

この結果は、本当に残念に思う。

いろいろな見方があると思うが、私は、この日のブラジルは悪くなかったと思う。

この試合を見ていた人だけには理解してもらえると思うが、ブラジル国民も含めて、この試合を見ていない人のほうが圧倒的に大多数だ。ブラジルのグループリーグ敗退というニュースだけが一人歩きし、大ブーイングの中、大変な思いをして、ドゥンガが中心となってここまで築き上げてきたブラジルサッカーの復興に対し、水を差されることは容易に想像できる。

2006~2010年のときもそうだったが、ドゥンガのサッカーはブラジル人にとって、本当に人気がない。私も当時はそう思っていた。しかし、2014年のW杯での惨敗を受けてドゥンガに監督が決まったとき、私は悪くないと思った。

というのも、ドゥンガのサッカーは、伝統的なブラジルサッカーとはまったく違うからだ。ある程度のブラジルらしさは残す必要はあるとは思うが、惨敗を受けたセレソンには伝統的なブラジルからの脱却がもっとも必要だと思われたからだ。

今年の3月にブラジルで感じたことだが、ブラジル人のほとんどが、今のセレソンにはまったく期待していない、関心がない、と言っていたのが印象深い。

この状況は異常だと思う。

私の知っているブラジル人たちは、皆サッカーに熱狂していた。ブラジルセレソンの試合は、どこのバールでも黄色いカナリア色のシャツを着てビールを飲みながら応援する人たちであふれていた。

このコパアメリカのグループリーグ敗退という結果を受け、ロシアW杯の予選の状況も芳しくないので、ドゥンガの去就問題にも話は発展するだろう。

しかし、私は、指揮官を変えることが得策だとは思わない。

ブラジルセレソンは、史上もっとも困難な時期を迎えているのかもしれない。なんとか、この状況を打破してほしいと思う。

そして、8月には地元リオデジャネイロでオリンピックが開催する。

メンバーはフル代表ではなくU23なので、ちょっと違うかもしれないが、ネイマールも召集するようだ。何とかよい結果を残し、少しでも、ブラジルサッカーを世界中に誇示してほしいと思う。

(文/コウトク)

最終更新:6月14日(火)8時23分

MEGABRASIL

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。