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“汗をかいた服のにおい”の犯人特定。花王、原因菌を解明

ニュースイッチ 6月14日(火)8時20分配信

抗菌洗剤に成果応用

 花王は発汗後の衣類から発生する汗のにおい(着用汗臭)について、主な原因菌は「マイクロコッカス属細菌」だと確認した。また、不快なにおいの元となる原因物質は、「短鎖」や「中鎖」といった構造を持つ複数の脂肪酸だった。この研究成果は1月に改良発売した衣類用洗剤「アタックNeo抗菌EX Wパワー」の衣料洗浄技術に応用した。

 成人男性が着用した試験衣類23着を対象に、着用前と汗をかいた着用後の衣類を裁断し、においと微生物を解析した。官能評価や分析装置などで解析した結果、着用後の悪臭成分はイソ酪酸など複数の短鎖脂肪酸や、4―メチルペンタン酸といった複数の中鎖脂肪酸だった。さらに、衣類に付着した微生物の測定などから、マイクロコッカス属細菌がにおいの発生の原因菌と特定した。着用した衣類から発生する汗臭の抑制について同社は「着用中に原因菌を増殖させないこと、洗濯で原因菌を衣類から除去することが重要」としている。

最終更新:6月14日(火)8時20分

ニュースイッチ