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コブクロ、「未来」で10年間の軌跡を追う......ファンとの絆を象徴するアルバム『TIMELESS WORLD』で出した“答え“とは/<視線の先>インタビュー

トレンドニュース(GYAO) 6月14日(火)13時30分配信

小渕健太郎と黒田俊介によるデュオ、コブクロの通算9枚目となるオリジナル・アルバム『TIMELESS WORLD』が完成した。
 「陽だまりの道」から始まった本作のレコーディングは、「未来」という楽曲を作ったことによって、自分たちの10年間を振り返るタイミングが訪れたという。2005年、「名もなき世界を音楽で表現したい」というコンセプトのもと、アルバム『NAMELESS WORLD』を作り上げた2人。そのときのジャケットは、あえて中心を空白にして“名もなき世界“を表した。

アルバム収録曲「hana」>>

今作は、その真っ白な世界をずっと支え続けてきてくれた、ファンとの絆を象徴するタイトル『TIMELESS WORLD』を掲げ、時を経ても決して色褪(あ)せない“タイムレスな楽曲“を詰め込んでいる。そのジャケットデザインは、空白に新たなイメージを描きこむという、非常に画期的なアイデア。モチーフとなっているのは、彼らがアマチュア時代に演奏していた大阪の戎橋だ。
 体調不良による半年間の休業など、この10年でさまざまな出来事を経てきた2人。そんな彼らに本作への思い、タイムレスな楽曲を作り続ける覚悟など大いに語ってもらった。

■ ちょっとでもルーチン化しそうになったらすぐ崩すようにしています

ーーまずは、『TIMELESS WORLD』を製作するまでの経緯を教えてください。

小渕: 前作『One Song From Two Hearts』を2014年の年末に出して、ちょっと時間があったのでプライベートでイギリスへ行ってきたんです。布袋(寅泰)さんのご自宅に、2週間くらい滞在させてもらって。そこから帰ってきて、最初に作った曲が「陽だまりの道」。それを取っ掛かりに、本格的にレコーディングがスタートしました。

ーーイギリスでの滞在は、今回のレコーディングに影響を与えていますか?

小渕:そうですね。これまで作ってきたコブクロの楽曲よりも、もっともっと大きな楽曲が作りたいって思いました。黒田と一緒に(コブクロを)16年やってきて、いろんな景色を見てきたし、上り坂も下り坂もいろいろ経験してきました。でも、いつも同じような場所を、ぐるぐるとたどっているような感覚もあって。というのも、イギリスの景色を見ながら自分たちの曲を聴いたときに、ちょっとこぢんまりと感じてしまったのが悔しかったんです。「もっともっとコブクロはいけるはず」「どこへ行っても響くような楽曲が、俺たちなら作れるはずだ!」と、強く感じたんです。イギリスという国は、最先端のカルチャーやアートから、すごくのどかな田園風景まで飲み込むパワーがあるじゃないですか。そういうイギリスの懐の広さに、負けないようなアルバムを作りたい。そう思いながら、一生懸命向こうの空気を体いっぱいに吸い込んで帰ってきました。

ーー今作は、2005年のアルバム『NAMELESS WORLD』と対になっていますよね。この10年間で、もっとも印象に残っているのは?

黒田:やはり2011年の休業期間ですね。今思えば、あれでまたリセットできたと。一周できて、細かいテクニックがどうとかよりも、今楽しくできてるんじゃないかなと思います。

小渕:もう、ほんっとうに好きなことしかやらないようになってます。自分が本気で楽しまなければ、伝わらないっていうことがわかったので。僕ら、一度休んでもう一回始めたわけですよね。にもかかわらず、好きじゃないことをやっていたり、なんとなく疑問を持ちながらやっていたら、応援してくれている人たちに対して失礼じゃないですか。「黒田も小渕も楽しそうやな~」って思われることを、常に探して実践していますね。

黒田:コブクロを結成してから18年になるんですけど、気がつくといろいろなことがルーチン化して、何事もスムーズにできてしまったりするんですね。でも、そうなってしまうと全然面白くない。そのことに最近気がついて、ちょっとでもルーチン化しそうになったらすぐ崩すようにしています。

ーールーチン化を崩すために、例えばどんなことをしていますか?

黒田:最近、すげえ久しぶりにボイトレへ行きだしました。昔はよく行ってたんですけど、あらためて行ってみると、歌に対してまた新鮮に取り組めるようになってきたんです。技術的なことがどうこうというより、ボイトレ行って、それから歌うとなんか楽しいんです。

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最終更新:6月14日(火)19時56分

トレンドニュース(GYAO)