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早くも独走態勢のホークス、先発投手陣が刻む驚異の数字とは

Full-Count 6/14(火) 17:40配信

12球団最速で40勝到達、圧倒的強さ誇るソフトバンク

 独走態勢が確固たるものになってきた。2位ロッテに8.5ゲーム差。わずか60試合目で12球団最速の40勝に到達した。勝率は驚異の7割2分7厘。言わずもがな、圧倒的な強さを誇るソフトバンクのことである。

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 5月31日からスタートした交流戦。最初のカードの中日戦にきっちり勝ち越すと、続く広島には1勝1敗1分けの五分。そして、6月7日からのDeNA、巨人との6連戦では力の差を見せつけて6連勝。交流戦でも、9勝2敗1分け、勝率8割1分8厘で首位に立つ。2年連続の最高勝率チームへ順調に白星を重ねている。

 投打ともに、他球団がうらやむほどの充実度を誇る戦力があるソフトバンク。その中でも、今回は安定感あふれる先発陣に目を向けたいと思う。現在、ソフトバンクのローテは和田毅、武田翔太、東浜巨、千賀滉大、中田賢一、そして、山田大樹。山田は疲労で登録を抹消されたバンデンハークの代役としてローテに組み込まれている。このバンデンハークを加えた7人の成績を見てみたい。

○和田 11試合 7勝2敗 防御率2.97 QS率63・6%
○武田 12試合 7勝1敗 防御率2.96 QS率58・3%
○東浜 8試合 4勝0敗 防御率2.23 QS率71・4%
○千賀 11試合 5勝0敗 防御率2.93 QS率63・6%
○中田 5試合 2勝1敗 防御率4.62 QS率40%
○山田 1試合 1勝0敗 防御率1.29 QS率100%
○バンデンハーク 10試合 6勝1敗 防御率3.41 QS率70%

不用意な失点を防いでいる先発投手陣

 見てもらえば分かる通り、60試合を消化した段階であるにもかかわらず、先発ローテ投手の負け数は、ハーラートップタイの7勝をマークしている和田の2敗が最も多い。同じく7勝の武田は1敗。東浜、千賀に至っては、まだ黒星がついていない。これは驚くべきことだろう。

 確かに強力な打線があるから、負けないという側面はあるだろう。ただ、ホークス先発陣が大崩れすることなく、試合を作っていることも、ホークスが驚異的なペースで白星を積み上げている要因である。

 先発投手が6回以上を自責3以内に抑えるクオリティースタート(QS)の率は東浜とバンデンハークが70%を越え、和田と千賀は60%超、武田も60%に近い数字を残している。

 チーム全体のQS率61・7%はパ・リーグトップ。12球団に目を向けても、今季先発陣が好投を続けるDeNAに次ぐ数字である。被本塁打63本はリーグワーストにもかかわらず、これだけの数字を残しているということは、無駄な走者を出さず、1発を浴びても不必要な失点を防いでいるからでもある。

 先発投手が少ない失点で接戦に持ち込む。強力打線が勝負所で勝ち越し、そして、リーグトップの21セーブをマークするさデニス・サファテを中心とリリーフ陣がリードを守る。こんな盤石の展開がソフトバンクの強さを支えている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:6/14(火) 19:32

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