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ラブホテル女性殺害 被告に懲役16年「強固な殺意」/さいたま地裁

埼玉新聞 6月14日(火)22時46分配信

 昨年10月、埼玉県さいたま市岩槻区のラブホテルで、交際相手の女性=当時(39)=を殺害したなどとして、殺人と銃刀法違反、窃盗の罪に問われた、春日部市大場、無職鈴木浩二被告(44)の裁判員裁判の判決公判が14日、さいたま地裁で開かれ、松原里美裁判長は懲役16年(求刑・懲役20年)を言い渡した。

 判決で松原裁判長は、被害者の腹部を中心に計27カ所突き刺した犯行態様に触れ、「強固な殺意に基づく執ようなもの」と強調。動機を「被害者を失いたくないとの思いや金策の苦労から逃れるため」として、「短絡的で身勝手で強い非難に値する」と述べた。一方、計画的な犯行ではない点や鈴木被告が反省している点などを考慮した。

 判決などによると、鈴木被告は昨年10月25日午後2時ごろ、さいたま市岩槻区加倉3丁目のラブホテルの一室で、春日部市小渕、伊倉恵美さんの腹部などを果物ナイフ(刃渡り約9・5センチ)で多数回突き刺して失血により殺害、伊倉さんのバッグから現金3千円を窃取した。

最終更新:6月14日(火)22時46分

埼玉新聞