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通年楽しめる場に 奥能登国際芸術祭展示場の珠洲・旧飯塚保育所

北國新聞社 6/14(火) 2:46配信

 来年9、10月に珠洲市で初開催される奥能登国際芸術祭(北國新聞社特別協力)で、出展予定者のコスチューム・アーティストひびのこづえさんが13日、同市正院町飯塚の旧飯塚保育所を訪れ、住民とアート作品の展示構想について初めて懇談した。ひびのさんは、保育所跡を芸術祭後も通年でイベントや展示を楽しめる場に改装するよう提案し、住民に協力を呼び掛けた。

 芸術祭は来年9月3日~10月22日に開催される。市内全域の遊休施設やのと鉄道の駅舎跡、民有地など30~50カ所を展示場に、国内外のアーティストや公募作家ら30人程度の現代アート作品を披露する。住民と懇談した作家は、ひびのさんが初めてとなる。

 ひびのさんと空間デザイナーの真喜志奈美さん、桶田千夏子さんは、市職員の案内で旧保育所を訪ね、修繕が必要な箇所を確認して展示内容や改装案を練った。

 一行は旧保育所がある飯塚西区の浦白知紀区長(70)や隣接する岡田区の白坂義隆区長(63)らと懇談した。ひびのさんは、デザイン性の高いコスチュームアートの展示や、サーカス経験者によるパフォーマンスの構想を示し、「来場者も衣装を着て楽しめる施設にしたい。お茶や料理の提供、小物作りワークショップなどで、地元の人にはリーダー的な役割をお願いしたい」と語った。

 ひびのさんは芸術祭終了後も、旧保育所で室内装飾を続けてパフォーマンスを定期実施することを提案した。浦白さんは「かつて保育所だった場所が再びにぎわうように使ってほしい」と理解を示した。

 13日は総合ディレクターの北川フラム氏が市内全10地区の区長会長らと懇談し、芸術祭成功へ協力を求めた。

北國新聞社

最終更新:6/14(火) 2:46

北國新聞社

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