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宮古島陸自計画「見直しを」 与党市議らが市長に要請

沖縄タイムス 6/15(水) 5:01配信

 【宮古島】宮古島への陸上自衛隊配備計画で、市議会与党市議8人でつくる有志会(眞榮城☆(徳の心の上に一)彦会長)と公明党市議2人でつくる議員団(富永元順代表)は14日、市内最大の地下水取水地「白川田水源流域」の近くにある旧大福牧場周辺での施設建設見直しを防衛省に早期に申し入れるよう下地敏彦市長に要請した。市議会与党議員が計画反対を表明するのは初めて。下地市長に市議会6月定例会での反対表明を求めており、一般質問の中で意思を問うとしている。
 要請を受けた下地市長は「真摯に受け止めて十分検討したい」と話した。
 有志会の要請文は南西諸島への防衛力強化の観点から「自衛隊配備の必要性を多角的に検証しながら(市長は)容認の態度を明らかにすること」も求めている。眞榮城会長は「自衛隊配備は必要だと思っているが、建設用地が一番問題」と説明。地下水審議会学術部会の報告書に地下水汚染の懸念が記述されていることが報道で明らかとなり、市民から反対の意見が相当数寄せられているとして「配備が多少遅れようが、賛同が得られるような配備の仕方が大事だ」と見直しを訴えた。
 公明党の要請文は1992年に同じ「白川田水源流域」の上にゴルフ場を建設する「ラ・ピサラ」計画が持ち上がった際にも地元住民の建設反対で断念した経緯があるとし「市民の理解を得ることは到底困難」として建設反対を求めている。富永代表は「自衛隊施設だけでなく、水源流域内での建設計画には断固反対していく」とした。
 防衛省幹部は「市と市議会の中の話であり、コメントできない」とし、「大福牧場など今の予定地を止めてどうしてほしいと言っているのか、内容を確認したい」とするにとどめた。

最終更新:6/15(水) 5:01

沖縄タイムス