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<林遣都>廣木隆一監督とNetflixのドラマ「火花」語る 漫才シーンは「長回しで一発オーケー」

まんたんウェブ 6月15日(水)22時43分配信

 お笑い芸人の又吉直樹さん(ピース)が執筆し、第153回芥川賞(2015年)を受賞した小説「火花」が映像化され、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で、3日より世界190カ国で配信されている。売れない芸人の徳永と、彼が営業先で知り合い、強く引かれ、師弟関係を結んだ先輩芸人、神谷が、それぞれの道を歩んでいく姿が10話(各話50~60分。一挙配信)にわたってつづられていく。

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 映画「ヴァイブレータ」(03年)などの作品で知られる廣木隆一監督を総監督に、白石和彌監督(「凶悪」/13年)、沖田修一監督(「横道世之介」/12年)、久万真路監督(「白鳥麗子でございます!THE MOVIE」/16年)、毛利安孝監督(「羊をかぞえる。」/15年)が、10話を分け合い演出した。主人公で、漫才コンビ「スパークス」の徳永に、俳優の林遣都さんが扮(ふん)し、神谷を波岡一喜さんが演じている。1話と9、10話を演出した廣木監督と林さんに、配信開始前日、東京都内で開かれた完成披露試写会の舞台あいさつ直前に話を聞いた。

 ◇長回しは「しんどくなかった」(林さん)

 ――映像化するために配慮したことを教えてください。

 廣木監督:又吉さんが書かれている小説の文体についた“間”を、いかにリアルに映像の中に置いていくかということと、漫才シーンと私生活とのギャップ……それは又吉さんの小説にも書かれていて、普段から漫才みたいなやりとりをしていて、舞台に上がっても、また漫才みたいなやりとりをしている。でも実は、(私生活では)大事な話をしている、そういうものを突き詰めたいという思いはすごくありました。あと、長回しと“引き”は、毎回のことなんで、すいません(笑い)。

 ――長回しは、演じる方としてはつらかったのではないですか。その間ずっと、徳永になり切っていなければならないわけですから。

 廣木監督:それが一番しんどいと思います。しんどそうだなと思いながら見ていました(笑い)。

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最終更新:6月15日(水)22時45分

まんたんウェブ