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「国際社会が背を向けている」 北朝鮮に非核化要求=韓国外相

聯合ニュース 6月15日(水)11時23分配信

【サンクトペテルブルグ聯合ニュース】ロシアを訪問中の韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は14日(現地時間)、サンクトペテルブルグ国立大学で開催された「韓ロ対話政治経済コンファレンス」であいさつし、「北は歴史の時計の針を巻き戻すことはできず、国際社会が背を向けている事実に気付くべきだ」と述べ、あらためて非核化を求めた。

 尹長官は「北は核兵器開発に執着し、歴史の時計の針を巻き戻そうとする時代錯誤的な行為を続けている」と批判。米国とキューバの国交回復や朴槿恵(パク・クネ)大統領の国交樹立以来初めてのイラン訪問などを取り上げ、「国際社会には大きな変革の風が吹いている」として、「こうした変化の風が朝鮮半島でも吹くことを望んでいる」と述べた。その上で、「北の非核化という難しい課題を解決できるかどうかの問題は、北の核への野望と国際社会の非核化への意志の戦いとなる」として、「国際社会全体が一致して非核化への意志がはるかに強いことを行動で見せることが重要だ」と強調した。

 また、「ロシアは北の核問題解決のような当面の懸案や経済的な実利を超え、今後は朝鮮半島の平和定着と(南北)統一に至る過程で重要なパートナー」と表明。「この先もロシアと多様な協力ルートを大切にし、引き続き発展させていきたい」との姿勢を示した。

 経済協力に関しては「ロシアの極東シベリア開発で韓国は技術、資本、人材を持つ最適なパートナー」とアピールし、「韓国としても極東地域は北極航路やシベリア横断鉄道(TSR)を通じたユーラシア大陸との連携性拡大という側面から重要な位置を占めている」と説明した。

 尹長官は2日間の訪ロを終え、ブルガリアに出発した。韓国外交部長官が同国を訪問するのは1990年の国交樹立以来、初めて。15日に外相会談を行う。

最終更新:6月15日(水)11時43分

聯合ニュース